七転び八起き

ハロプロと、恋人のキツネさんとの同性同士の同棲生活。

自分の人生を取り戻す手帳術②

昨日こんな記事を書きました。自分の可処分時間を手帳で見える化すると時間の使い方がちょっと変わるよーという話。

ao-re.hatenablog.jp

 

今日は、これに連動して、「じゃあやりたいことをやるためには、どう時間を作るの?」というよくある悩みに対して、私がやってることをまとめてみる。

あなたの「やりたいけど時間がなくてできないこと」は?

「やりたいけど時間がなくてできない」ことに対して世の時間術的な本がよく言うひとことは、『時間とは作るものです』ということ。頭ではわかってもこれってそんな簡単じゃないと思う。少なくとも私は、手帳を使い慣れるまでは「時間を作ろう」と思ってもいろんな用事やそのほかの日常のあれやこれやにまぎれたり、眠かったり疲れていたりして、ぜんぜん時間がつくれないことが多かった。(今でもじつは修行中です…)

なので、ちょっとでもそんな状況がマシになるために、やっていることは3つ。

 

①とにかくやりたいことを書き出してリストにする

これは手帳のマンスリーページか、メモ欄がいいと思う。人のやりたいことってすぐに変わるから、2週に1回から月1回くらいで書き直してもいいと思う。例えば、

・勉強しようと思っていたこと(語学、資格試験、読書、ニュースを読むなど)
・時間があったら行きたいと思っていたところ(旅行みたいな大きなものから、図書館や神社や、飲み屋や…その他いろいろ)
・済ませたいと思っていた、すぐでなくてもいい用事
・病院やマッサージ、カウンセリングなど心と体のメンテナンス

などなど。

「こうなりたい姿」からやりたいことを連想するのもとってもいいと思う。

 

②いつまでにやりたいかを考えて手帳のウィークリーページの端に書き出す

書き出したリストも「いつやる」がないと、いつの間にか時間が過ぎ去ってしまう。なので、優先度の高いものから、それをやりたい週のウィークリーページの端っこに書き写す。

これ、やりはじめて感じたのだけど、自動的に「今週やりたいのか?それとも極論来年でもいいことなのか?」を考えて、おおまかにでも「いつやる」という小さな決断をすることになるので、本当に実行するために結構必要な作業なのよねー。逆に、1日単位で「いつやる」を決めるところから入ると、「この日にできるかわからないよな…」「もしできなかったらどうしよう」と思ってしまって、完璧主義なひとほど書くのをためらってしまうと思う。だから、いったん「今週中にはやれたらいいなー」というつもりでウィークリーページに手帳に書くのがいいのだ。

 

ここは、できる人はわりと細切れに書くと実行力が上がると思われます。例えば、「最近歯石をとってないから歯医者にいきたいなー」だったら、「近くの歯医者を調べる」「予約の電話をする」「歯医者に行く(大体○月○日ごろには行きたい…)」という感じ。

さらに、それにどのくらいの時間がかかるのかも考えて横に書いておくと現実味が増す。(私は元気がある時しかやらない。めんどくさいから。)

 

③できるだけ人に邪魔されない時間を見つけて、色付きのペンで予定を入れる

昨日の記事のように「可処分時間」をマーカーで色付けした人なら、色付けしたところを眺めてほしい。それをやっていない人でも、最低限の予定を矢印で入れた後、じーっとウィークリーページを眺めていると「ここなら1時間取れるな…」というスケジュールの≪隙間≫がきっと見えてくるはず。

そこに、さっき書き出したタスクをとにかく埋め込む!自分の中で「これは大事な用事を表す色!」という色のペンで、ほかの予定と同じように矢印をひっぱって、予定を書き込もう。心理的なハードルを感じちゃう完璧主義さんは、消せるフリクションとかで、点線で書くと「できるかわからないけど、ここでやりたいなー」くらいに思えてよい。

実はこの「矢印を引いてスケジュールに入れる」のが、超重要。時間を決めて予定に入れることは、つまり「自分との約束」。「タスク」としてメモするだけじゃ絶対ダメ!「タスク」としてメモするとき、人は「時間ができたらやろう」と思っている状態。大体それは忘れるか、ほかの用事に押されてやらなくなる。

もう一つの注意点は、「誰にも邪魔されない時間」ということ。私はものすごくよくやってしまうのだけど、勉強系の「やりたいこと」である場合、家族やパートナーが自宅にいてゆっくりしている時間だと、部屋に引きこもって何かしようとしても、気を使った家族がお茶を持ってきてくれたり、Twitterでたまたま見た情報を彼女とシェアしたくなってついつい話し込んでいつの間にか時間が過ぎていたり…ということがとてもよくおこる。移動時間を使うのも、私はあまり好きじゃない。というのは、移動時間中は意外と席が混んでいてゆっくり座って作業ができなかったり、隣にたまたま座った人が眠りこけていて肩によりかかってきてものすごく気になるとか、そういうことが起こる。

できれば、30分から1時間の時間がまとまってとれて、できるだけ親しい人が近くにいなくて、周囲の人の都合に左右されない場所を確保できたら一番いい。

 

週1の手帳タイムと毎朝の予定確認で手帳と仲良くなろう

これを週が始まる前か終わるときの手帳タイム、それから毎朝5分の手帳確認タイムをとってやると、「そうだ、きょうはこの時間にこれをやろうと思ってたんだ!忘れるとこだった!」ということがたびたび起こるようになる。別に、結果的に、やれてもやれなくても私はいいと思っている。だって「予定は未定」だもの。でも100個予定書いた中の5個でも10個でもやれたら、「人のためじゃなく自分のために、今日はこれをやれた」っていう自信になるし、すこしでも人生が変わると思う。それに、やりはじめたばかりの頃は、予定を決めても全然できないことが続いたとしても、だんだん実行率が上がっていく。これは私の実感。

手帳と仲良くなると、いいこといっぱいあるよ!!