七転び八起き

ハロプロと、恋人のキツネさんとの同性同士の同棲生活。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅を見てきました(ネタバレあり)

おはようございます。さむいと眠くなりますね。活動量がどんどん低下して、困っています。お部屋を暖房であったかくしてもこたつから出られません。

 

ファンタビ見てきました

それでも、昨日は祝日でレディースデーで公開初日だったので、ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅を観に行きました。

お話も、シリアスもありつつ可愛らしい恋物語もありつつですごく楽しかったですし、なにより、ハリポタシリーズのあの世界観に浸れる映像美が素晴らしいですよね…!

魔法動物たちも大変可愛かったですし、ニュートのトランクの中の世界が素敵すぎました。主人公のニュートはトランクの中で魔法動物たちを保護してるんですけど、個々の特性にあわせた環境で暮らさせていて、餌やりももちろんするんですけど生態系もなんとなく成り立っているように見えたりして…。本当に素敵。メイキングブックと主人公の著作「幻の魔法動物とその生息地」が欲しくなりました。

魔法への招待:『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』メイキング・ブック

魔法への招待:『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』メイキング・ブック

 
幻の動物とその生息地(静山社ペガサス文庫) (ハリー・ポッター)

幻の動物とその生息地(静山社ペガサス文庫) (ハリー・ポッター)

 

 

魔法動物たち

ここからはネタバレありで。ハリポタシリーズの原作を最後まで読んでないor見てない方もご注意ください。

CMにもよく出てくるニフラーは思ったよりも憎たらしい感じでわりとよかったです!ニフラーは貴金属を集めるのが大好きなんですけど、足を掴んでひっくり返されてじゃらじゃらお金とか宝石がおなかから出てくるところはかわいかった。
あと私が好きなのはデミガイズちゃん。このサイトの一番上にいる白い子。

ciatr.jp

優しいの!!すごく!!トランクからでちゃったオカミーの子守をずっとしてたりとか、ジェイコブがびっくりしたオカミーちゃんに絞め殺されそうになる未来を予知してるのにジェイコブのところに行って肩にまたがって守ろうとしてたり…。最後事態がなんとかなってニュートのトランクに帰るときジェイコブに手を引かれてる姿もめっちゃかわいい。

 

主人公が良かった

わたしはわりと主人公に共感できなくて脇役ばっかり見ちゃうタイプの人間なのですけど、今回は主人公がほどよくコミュ障で良かったです。ニュート好き。あんまり人と目を合わせないで会話するところとか、見ればわかるとばかりに自分のトランクの中の世界に友人たちを案内して興味なさそうに別のことしてるけど実は気にしてて魔法動物への餌やりを手伝わせるところとか、なんかいいなぁと思いました。いるよね、こういう理系男子!冒頭のトランクのなかの魔法動物に話しかけるシーンですっごく優しい顔をしてて、やばいこれ惚れちゃうやつ、と思いました。いけめん。

 

脇役の素晴らしさ

今回は脇を固めるみなさまもなかなか良かったと思います。ヒロインのティナと妹のクイニーの姉妹はとっても可愛かった…。黒髪と金髪、堅実そうなキャリアウーマンの姉とふんわりしててモテるかわゆい妹。対照的な感じなのに二人ともお互いのことを大切に思い合っている感じがとても萌える。二人で料理を作るシーンと、二人でお互いに魔法を掛け合ってお洋服をドレスに変えるシーンがすごくすごく好き。

あと妹クイニーが、魔法使いと人間(ノー・マジ)の結婚や接触が許されていないのに人間のジェイコブと恋に落ちるところがもーたまらんかわゆくて。ジェイコブは普通のデブのおっさんなのにお色気モテモテ美女クイニーは初めてジェイコブと出会った時からジェイコブのことハニーって呼ぶし、じっと目を見つめて微笑んだりたくさん話しかけたりするの。最初はジェイコブが人間だから物珍しいだけでしょって思ってたんですけど全然そんなことないんです。最後までクイニーはずっとジェイコブのこと好きだしラストシーンでは魔法に関する記憶をなくしたジェイコブのパン屋にまた出会いに行っちゃうの…!愛を貫いている…!最高かな…!あと、クイニーはジェイコブが魔法に関する記憶が消える雨に打たれに外に出て行こうとするのを、後ろからジェイコブのお洋服掴んで止めるの本当にかわゆい。

ていうか全般的にクイニー可愛すぎなんですよね!!もう歩き方ひとつとっても可愛い!女子!!笑い方も好き!いたずらっぽい顔も!!クイニーを見ていたいというだけの動機でもう一回見たいと思ってます!!さいこう!!

あとは、最後にしか出てきませんけれど冒頭ちょこっとだけ出てくるへんなかみがたのおじさんが、ジョニデだったと気づいて大変びっくりしました。グリンデルバルド役だったのですね…そうかジョニデがダンブルドア先生の思い人か…となんだか感慨深くなりました。

 

つらすぎるクリーデンスくん…

お話のシリアスパートを一手に担うクリーデンス君は本当に辛かった…。そしてなんだか怖い感じの雰囲気のある子だなあと思いました。あの首をちょっとだけ下げて俯く立ち姿とかね…。なぜか惹かれてしまいます。

クリーデンス君は養母から虐待を受けていて、しかも自分には魔法の力があるのに養母は魔法使いを憎んでいるから、押さえつけた力が大変なことになっちゃうんですけど、グリンデルバルドに利用されてポイされて、挙げ句の果てにアメリカにおける魔法省みたいな機関の人たちに殺されてしまうという…。ほんと…ほんとかわいそう…。最後のシーンで彼のかけらみたいなのがひゅって逃げたのが見えたんだけどかけらでも生きててほしい…そして利用されたり痛い目にあったりしないようにひっそりと生きてほしい…。

 

まとめ

というわけで楽しかったです!冒頭にも書きましたけれどハリポタはほんと緻密に作られた世界観がいいですよね!友人にポッターモアというハリポタ公式サイトに北アメリカの魔法界の歴史というページがあると教えてもらったので、これを読んだ上でもう一回見たいな〜と思いました。