七転び八起き

ハロプロと、恋人のキツネさんとの同性同士の同棲生活。

考えたこと記録(2日目)手帳が開けない理由

近頃手帳を開く気になれない。仕事上は、実は手帳がなくても不自由しない。仕事用携帯がスマートフォンになったせいだ。Googleカレンダーを全社で使っているので、スマホで予定がすぐに確認できてしまう。結構社員みんな、顧客訪問や会議以外の事務作業的なスケジュールも入れている。だから本質的には、手帳なんかなくたっていいのだ。それでも、手帳というツールが好きなのでずっと使っていた。なんなら、仕事用、プライベート用、日記用、目標管理用で4冊使っていた。でも、ただ手帳を「開く」というそれだけの行動が億劫で、できない。

 

久しぶりに目標管理用に使っていたムーンプランナーを見たら、ここ10日間くらい書き込みがなかった。開いてしまえば書き込む気になる。幸いにもここ約2週間くらいの間にやりたいことはやる気があった頃に書いてあったので、できたかどうか進捗をチェックすることができた。

 

疲れているのかもしれない。転職して3ヶ月。そろそろ周りが見えてきて、たまっていた疲れが出てくる頃だ。そのせいか先週半ばくらいからこの土日にかけてはやけに眠い。早く帰宅して9時に寝てしまった日もあるし、土日は起きる予定だった時間に起きられず最終的には10時間くらい寝た。ホルモン周期の問題もあるかもしれない。

 

でも、それだけではない気もしている。自分と向き合いたくないのだ。たぶん。やろうと思っていたことができていないこととか、お金がないのに浪費してしまっていることとか、資格試験の勉強をいったん辞める決断をしたこととか、そういうことに向き合いたくないと心のそこで思っている気がする。

 

なにかを決断する時、なにかを捨てることになる。でも、何かを捨てたからって、決断した「やりたいこと」に全力で向き合えるわけではない。舞台とかアイドルとか、諸々の燃料をどんどん投入したって、やる気と体力には限りがある。決めたら、淡々とやり続けて習慣にするしかない。私はこのブログや日記をここ数年続けてきて、嫌という程そのことに気づかされた。何度となく「こういうことをやるぞ!」と書いて何度となく挫折してきた。(「できた」の基準が高すぎるということも一部あるような気はしているんだけど。)だから、諸々臆病になっている。

 

ただ、そういう手帳もノートも開きたくない気持ちの時に、とりあえず意思とは関係なく開くだけ開いてみる手帳がなんとなく決まっていたのはよかった。プライベート用のほぼ日手帳weeksと、ムーンプランナー。どちらも薄くて物理的に「開く」ということが容易だ。だからあまり内省はできていないとしても、表面的にでもやったことのチェックと、不安に思っていることの書き出しくらいはできている。もういっそのこと、しばらくの間持ち運ぶ手帳を2冊に限ってしまおうか。どちらかというと、大きな手帳よりもノートのほうが今の私には必要な気がする。やる気になったときに、内省を深められるように。気づいたことをメモできるように。そして、カバンが少しでも軽い方が元気がでそうな気がする。

 

ちなみに、最近気に入ってつかっているのはcaminoというノートです。薄くて、紙はしっかりつるっとしていて、カバーは皮っぽい質感で高級感があって好き。 

 

【読書メモ】

 宝石の国10巻。どんどん辛くなっていく。救いがない。春子がそういうの好きだって知ってたよ。知ってたけど辛い……。次が気になる。

宝石の国(10) (アフタヌーンKC)

宝石の国(10) (アフタヌーンKC)

 

 

10DANCE 5巻。これも前半めっちゃ燃える展開だなと思ったら終盤がつらくてさ…。ほんと続きが気になる。 杉木先生は本当に罪な男だよ…。

10DANCE(5) (ヤンマガKCスペシャル)

10DANCE(5) (ヤンマガKCスペシャル)

 

 

りさ子のガチ恋・俳優沼。お友達にお借りしていたのをやっと読めました。 めっちゃ怖い。エンディングが舞台版よりさらに怖い。そして、構成の妙。前半でりさ子と若手俳優側の視点が交互になっていたのに、後半はグラドル彼女視点オンリーなのが、ホラー感を高めている。また、前半で客観的な語り口だった人が終盤当事者になりかかっていることがわかるのも面白い。

りさ子のガチ恋・俳優沼 (集英社文庫)

りさ子のガチ恋・俳優沼 (集英社文庫)

 

 ただ、DVDも見たのだけど舞台版は生身の人がやっているから別の怖さがある。再演版も見たいんだよね。私の好きな萩野さんがでているし。でも舞台オタクを辞めることにしたので多分見ないだろう。ちょっと今中身についてガンガン考えられる気分でもないので元気がでたらブログ書こうかな。

りさ子のガチ恋■俳優沼~再演 [DVD]

りさ子のガチ恋■俳優沼~再演 [DVD]

 

 

月の文学館。まだ最初の方しか読んでないけどいい。現代の作家と文豪とが入り混じった短編集で、いろんな人の「月」に関する短編が載っていてとても楽しい。今のところ佐藤春夫の月光異聞が好み。

月の文学館 (ちくま文庫)

月の文学館 (ちくま文庫)

 

 

そんな8月後半の土日でした。またね。