七転び八起き

ハロプロと、恋人のキツネさんとの同性同士の同棲生活。

好きなひとやものやことにお手紙を書くことへのハードル

お手紙なんて遠い世界の話だった

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わたしは、基本的に好きな俳優さんやアイドルや作家さんと直接接触するなんて考えたこともないというタイプの人間でした。できれば自分という存在を消してひっそりと遠くから大好きな方々を見ていたい。

お手紙を書いても見てもらえないかもしれないし、読んでくれたとしてもただでさえ忙しいのにわたしなんぞのために時間を取らせるなんて申し訳ないとか思ってしまう。今はSNSやブログというツールがあるので本人に、より簡単に届きやすくなっているとは思いますが、ブログやTwitterでグイグイ本人のアカウントにコメントしに行ける方は、見ていてすごいなーと思うものの、自分がそれをやるのはなんだか恥ずかしいんです。

接触イベントもできる限り避けてきました。もうなんか、わたしごときがあの可愛くて麗しくて尊敬する推しと顔を合わせるなんてそんなことしていいのか…!?ていうか至近距離で顔とか見られないよ眩しさにやられちゃうよ!目が潰れちゃう!という躊躇があって。全く興味がないわけじゃないんですけど、ちょっとまだいいかな…ってずっと思ってました。

多分根本的に自分に自信がないんでしょうね。あとは腐女子的な、好きなカップリングの住むお部屋の壁になりたい的な心象が深く根付いているのもあるかも。

つまり、ほんと、好きな人と直接のコミュニケーションを取るってことが全く考えられなかったんです。

 

きっかけというのは急に押し寄せてくるもので。

なにか行動を起こす時ってきまって、いろんなきっかけが偶然に、たくさん、押し寄せてくるもので。そんなわたしが最近お熱のふじわらさんにお手紙を書こうかな…なんて思い始めています。起こったきっかけはこんな感じ。

  • 少年社中の内山智絵さんと握手してしまった。初の接触イベント系のやつですわ…。吉三のグッズ手売りイベントで、たまたま、大好きな内山さんが手売りする回のチケットが取れていたので、直前まで行くかどうかウジウジしてたんですけど、パラノイアサーカスのイモムシ夫人大好きでした、今回の役も素敵でしたって伝えたくて、勇気を振り絞って行ってきました。内山さん優しかった…。目は潰れなかったけど列から離れたあとめっちゃ手が震えた…。
  • チケットをお譲りいただいた方が推しの接触イベントに行く話を聞いた。インフェルノでチケットをお譲りいただいた方とお話する機会があって、色々話してるうちに「接触イベント行って、推しも同じ人間なんだなって思いました」と仰っていたのがすごく印象的でした。そういえばそうだった…。推しもどんなに可愛くて綺麗で演技うまくて素敵でも、人間だった…。コミュニケーション取っちゃいけないってことはなかった…。
  • わたしのブログ記事がある作品の製作陣の方に引用リツイートされてしまった。あれ…好き勝手書いてたけどもしかしたら制作側の皆さんや自分の推したちにもエゴサして見られてる可能性ある…?ってなっていろんな意味で震えた。
  • たらればさんの「好きな作品に対して良かったということ」についてのツイートを見たこと。これは、推しの俳優さんだけじゃなくって、好きな作品を作ってる演出家さんやスタッフさんや、好きな小説の作家さんにも、自分の言葉を伝えることって意味があることなんだなって思えた。

  • 購読しているブログでお手紙についての話をちらほら目にしていて、はてな公式でもお手紙特集をされていた。読んだらとても面白かった。 

 

お手紙を書くことを現実味を持って考えてみた今の心境

 で、いろいろ考えてみたんですけれど。やっぱりちょっと、興味あるんです。お手紙。お返事はもちろん当然、もらえないはずなんですけど、書くことでどういう気持ちになるんだろうってことが気になっていて。応援してる気持ちを伝えたい、好きって気持ちを伝えてみたいっていうのもやっぱりあって。

だって、わたしはモーニング娘。がすごく好きだけど、アイドルってふいに卒業したりするじゃないですか。若手俳優もそう。すごく好きで、これからを楽しみにしていたら、ふっと卒業していったり。そういうのを何人も経験してるからこそ、やっぱり、活躍されているうちに伝えたい気持ちってあるんです。それがちょっとでも力になるかもしれないって思うと。

そして、演者さんはもちろんのこと、演出家さんとか脚本家さんとか、音楽の人とかに、伝えるってこともやってみたいんです。あんなにもどっぷりと浸れる世界観を作り出す方への尊敬がものすごくて。それを表現しきれる気がしないんですけど、言葉にしてみたくって。もしかしたら、たった一枚のお手紙でも、他の方のたくさんのお手紙やツイッターのコメントや、ブログや、メールや、そんなもののうちの一つとして、例えばその作品の続編を作ったり、違う形で発展させたりする力になるかもしれないし。そういうの、なんだか夢があって、いいなぁと思うんです。

 

手書きの字の恥ずかしさ

でもでも、手書きって人間性というか、生々しさが出るよなぁなんて考えながらうわわわどうしようやっぱりやめようかなってなったりもしてます。オロオロする。なんか、自分がその人のことやその作品のことを好きな気持ちが、手書きだとより生々しく伝わってしまいそうでちょっと怖い。伝えたくても、わたしのあんまり綺麗でもない字で書くことによって、思った通りには伝わらないかもっていうこともまた怖い。書いた途端、書いたものって自分の手を離れるから、意図したのと違う受け取られ方になるかもっていうのも怖い。あー、ほんとどうしよう。

 

とりあえずスケジュールには入れてみた

やろう…かな…?と思った程度のことでも、とりあえず予定にいれておくっていうさとうめぐみさんの手帳術方式でとりあえず予定にいれてみました。取り急ぎ、今月末の弥次喜多イベントに向けて、なにか書いてみようかなと。

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こう、手帳に書いてみてやっぱり動揺しています。どうしよう。やっぱりちょっとつらいかも…ほんとにやれるかな…。やるとしたらレターセットとか、どうしようかな…。これから仕事なんですが、不安とワクワクがないまぜになって仕事どころじゃありません(駄目じゃん)

 

この件、進んだらまた報告しますね。

 

手帳という武器をカバンにしのばせよう

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たった1行ですべてが叶う手帳の魔法 (中経の文庫)

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