節約はじめました
お金の貯められない女です
今日はくだらない話で恐縮なんですが、くだらない話が書きたい気分なので節約の話を。
わたし、とてつもなくお金が貯められないんですよね。社会人になってすぐの頃はある程度貯められていたんですけど、二社目に転職する前後から特に酷くなっていって、あればあるだけ使ってしまう状態でした。
貯金してたはずのお金も一定以上貯まると崩してしまったり。わりと夜遅くまで働いていて、職場の人間関係が悪かった頃は『わたしはこんなに頑張ってるんだから使っていいはず』とパーっと使ってしまったこともありました。身体も精神も疲れているのでしょっちゅうマッサージに行ったり。ふらっと入った本屋で気づくと一万円近くハードカバーの本を買い物してたり。
その上、観劇とアイドルという二大趣味が年々重症になっていくので、まー出ていく出ていく。酷いもんです。気づくと毎月赤字でボーナスでなんとか補填してる状態になってました。
節約し始めました
今の会社に入って心身に余裕ができてきて、なんとか収入の範囲内でやりくりできるようになったんですよね。そしてさらに今、来年三十路を迎えるにあたって彼女との将来をちゃんと考えなきゃあかんなと。それにはお金ちゃんと貯めようと思いまして。家も欲しいけど女二人じゃローン組めないし。観劇は趣味だけどたまには旅行も行きたいし。なので本格的に節約を始めました。
やってみたこと
まずちゃんと記録をつけ始めました。これはちょうど転職したくらいのタイミングなんですけど、マネーフォワードというアプリを使い始めて。勝手にカードで買い物した情報や銀行の引き落とし情報が反映されるアプリなので現金で買い物したものだけ入力すればオーケー。簡単でした。
でも最初のうちはいっぱい使ってることがわかってても全然節約できなかったんですよね。相変わらずなんやかんやと理由をつけては『今月はしょうがない』と思っていました。『だってこの舞台は行かなきゃ後悔するし、仕事でこの本必要だし、ランチはずっと社内にいたら滅入るから外食でもしょうがない!』みたいな。
まあでも、記録をつけてみてわたしは本代とご飯代が明らかに多いことがわかってたので、徐々に減らして行きました。今月はランチ代は一日平均700円で頑張ってみよう!とか。
それで赤字ではなくなったんですが、その後なかなかうまく行かず、今月から彼女に協力してもらって、家にお金を入れる方式にしました。月々決まったお金を彼女に渡す、という。
いやーこれがまた、効果覿面で。持ってるお金の総額が減っていると思うと『ま、いいか』で済まさなくなります。必死です。本は図書館で借りるようになり、お弁当をなるべく作るようになって、ひょいひょいカフェに行って勉強したりもしなくなって、ぐんと使うお金が減りました。
それで辛いかっていうと意外に辛くないんですよね。やってみるとお弁当って意外に簡単にできるんだなーそしてバランスいいよなーやっぱり、と最近は思っています。夜ご飯の残りプラス、ちょっとおかず一品作るだけで豪華っぽくなるのも楽しい。お弁当を食べる場所を工夫して、社内ではなくて公園や公共施設のオープンスペースで近くのOLさんがご飯食べにくるようなところに行って食べたりするのも楽しみの一つです。あとは、図書館開拓をしてみたら居心地よくて勉強できそうな図書館を見つけたのも楽しかったです。そういう小さな楽しみのおかげで、今のところモチベーションを保てています。
でも舞台は減らしたくない!!
それでも、支出の大きいはずの、舞台は絶対減らしたくないんです。そのかわり、複数回行く舞台は厳選するとか、なるべくパンフ以外のグッズは買わないように気をつけてはいますが。
お金が無限にあったらもっとモーニング娘。のライブも行きたいんですけどね!!体力的にも見合わないのでモーニング娘。は年2回のみです。
あとは、美味しいごはん。わたしと彼女は美味しいごはんを食べることがこの上なく好きなので、これも回数は減らすけれども無くすのは考えられません…。
舞台とアイドルと美味しいごはんがたまーにスケジュールに入ってくるので、そのために節約頑張ろうっていう気持ちになれます。
わかったこと
最近よく感じるんですけど、なにごともやって行く中で、やる気も楽しさも出てくるんですよね。最初はひえー!むりー!とか、やる気でないよぉ〜!とかって思うんですけど。残業時間を減らすこともお金の節約もそうで、制限ができてしまって、やらざるを得なくなったらやるし、やってみたら意外とできたり、楽しくなってきたりするもんだなぁと思います。
そして、『人』に関わってもらうとやっぱり効果がぐんと変わります。その人に嫌われたくないとか、迷惑はかけられないとか、すごいって思って欲しいとか、いろんな気持ちが起きてきて、やらざるを得なくなります。やりたいことができたらとにかく人に宣言する、みたいなのをよく見かけますけど、真理かもしれません。宣言だけじゃなくて強制されるような仕組みが作れるともっといいなと思います。
まあ、精神的に健康な時に限る、なんですけど(笑)精神的にガタガタな時にお金を物凄く使ってしまうのは、それで自分を保ってる場合もあるので、ある意味仕方ないところがあるなとほんとに思います。
でも、気持ちが健康な時で、いつもじゃなくてたまにだったら、自ら制限を決めて限界に挑戦してみるのもいいなと思う今日この頃です。
参考図書。わたしはもう手放してしまったのですが、横山光昭さんの貯金の本が好きで昔はよく読んでいました。今でも時々『一品豪華主義』とか本の中の印象的なフレーズを思い出します。ご参考まで。
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