七転び八起き

ハロプロと、恋人のキツネさんとの同性同士の同棲生活。

『平成最後の大放談 1人が言えば何かが変わる 今こそNOと言っちゃえば?!』に行ってきました!

あまりにも感激してしまったので、この企画に参加してみたことについて書きます。

普段から個人コンサルで年に一回はお世話になっている柴田朋子さんの企画です。

 

いやー本当に本当に面白かった。エンパワメントされるってこういうことか!と実感しましたし、もっとお話聞いていたかったし、もっとわたしも話したかった…。本当に素晴らしい会でした。あんなに『あ、登壇されてる三人も含めてみんな周りの人がわかってくれてる…!』という安心感ある場にいたこと、ない。あんな人たちの集まった会社で働きたい。前に用事があって遅刻して行ったのですが、勿体無かったなぁ…。

 

テーマは、ジェンダーについてがメイン。わたしたち女性は、NOを言わずになんとなくもやっとしても我慢してしまうことってあるよね、でももっと言っちゃおうよ!ということ。

 

ハズキルーペみたいな時事ネタや、サラダ取り分け問題とかマンスプレイニングの具体例を取り上げながらそういう日常の中にあるジェンダーの問題についてたくさんお話してくれました。滅茶苦茶面白かったし超わかりやすかった!

 

わたしも日々仕事していて、いっぱいもやっとすることあります。

なんとなく率先してサラダ取り分けちゃったり、男女別の飲み会料金設定してくる同僚に文句言ってみたけどそれを言い出したのが上司だってわかってなんとなく黙っちゃったり。バレンタインにチョコ持ってくる同僚女性と何にも持ってこない自分の間でちょっと気持ちが揺れたり、同僚の男性が恥ずかしげもなく、一人暮らし期間なく結婚したから料理できないし家でもしないんだよね〜と言ってるのにもやっとしても、その場ではうまく言語化できなくて言えなかったりとか。

 

でも、もやっとした時に放置するのは、やっぱりよくない。一個でも言っていくことが大事なんだなって。

特に柴田さんが、キャーキャー言うのが役目のひな壇芸人みたいな若手女性はそのポジションどんどんなくなってくし後で苦しくなるっていう話をしていた時に、人ごとではない、と思いました。

わたしは仕事バリバリやる方だし、今の職場でもいずれはリーダーにとか言われ始めています。そして、ひな壇芸人女子みたいなスキルのあるタイプでもない(笑)それでもやっぱり、上司をニコニコしながらヨイショしちゃうこともあるし、幼く見られるように演出してしまったり(主に喋り方)、どこかでこの会社の管理職はみんな男で長時間労働タイプばっかりだし、わたし若手だし、リーダーなんて…と思いながら遠慮してました。

でも、違うんだ。多分それをやってたら自分の今後も、もしかしたら今後うちの会社に入ってくるかもしれない若い女性たちも、苦しくするんだ。そう思いました。言いたいことは我慢せずに言ってもいいし、なんならもう少し瞬時に言い返せる反撃力を磨いてもいいかもしれない。

 

こちらのブログでは書いていなかったんですけれど、少し前に実家の両親にカミングアウトしました。その時にね、かなりひどいことをいろいろと言われたんです。「相続権は放棄してほしい」とか。いや、相続権とかいうけど大した資産家でもないんですよ我が家は。ただの昔ながらの農家ですが(笑)でもそれってつまり、わたしのことを自分の子供と認めませんってことですよね。で、それについて、まあそんなこと言い出すと思ってなかったし相続のことなんて考えたことなかったからびっくりしちゃったんですけど、なんにも反応できなくて。髪型のこととか公務員にも大企業にも興味なくて中小企業に行ったこととかもいろいろ言われました。

でも、木山さんが素敵な女の子を息子さんにプレゼン(笑)をした時、「お母さんは僕の性自認と性的指向聞いたことあるの?」ってバーンって息子さんから返されたっていう話を聞いて、ついつい「えっ!超かっこいい!!」って思わず声が出てしまいました。そんな風に言っていいんだ!とびっくり!

自分と親とは別の人格、って頭では思っているけど、親に恨み事言われると気力が萎えてただ泣くしかできない、親が育ててくれたことへの感謝を忘れてはいけないし…、みたいなことを思ったりもしたけど、親への感謝とかそういうこととは全く別に、対等なひとりの人間として、言っていいんだ…!と思いました。

なんでなんにも言わずに帰宅してしまったんだろう、わたしのバカバカ!木山さんにこれ絶対伝えたいなぁ。facebookでメッセージしてみようかな。

 

そんな、刺激的で元気になるような話がいっぱいいっぱいある素敵な会でした。休憩タイムで周囲の人と話していて、違和感感じるとき言っちゃう系女子ばっかりで安心しましたが、それでもやっぱり関係を悪くしたいわけではないから悩むときあるっていう話になったんですね。でもあとから考えたら、例えば柴田さんだったら言っちゃうだろうな〜とか。冷え冷えとした声でハッキリ言ったとしても、別に仕事なくなるわけじゃないしな〜って思いました。とりあえず、最近やってる、『会社に行くときは化粧と髪型でカッコいい自分になる』のを継続します。気持ちが「女の子」になっちゃってると日和るからね!形から入る!(笑)