THE CONVOY SHOW 『ONE!』が最高のクリスマス気分をくれた(後編)
千秋楽から約1週間経ってもずっと考えちゃうCONVOY SHOW
終わっちゃいましたね、『ONE!』。今回は3公演ほど見たのですが赤坂ACTシアターは最終日まで超満員。それも演目の素晴らしさあってこそ。クリスマスの時期にぴったりの暖かくて華やかな舞台だったなぁ…。17日月曜日が千秋楽だったのですがあまりに好きすぎて約1週間経つ今も何度も思い出してしまいます。
さて。後編はストーリー感想とは別に、ショータイムや出演者や衣装やセットのお話をします。
前編はこちら↓
テレビ制作会社が舞台というおいしさ
今回のストーリーはテレビ番組の制作会社が舞台なんですが、最初に見たとき夢がかなった…!と思いました。
前にもツイートしたけど今回この妄想に近いジュリさん見られて嬉しい。怒るしタコ🐙とか言うけど、大迫くんにちゃんと関わってるしフォローしてくれるし愛情が感じられるのであれはパワハラで訴えられにくい上司だと思います。 https://t.co/MEpuwgTsF7
— スイ (@SUI_meganezuki) 2018年12月17日
私は会社員ですのでまあ普段の職場にももちろんオジサン上司がいるわけですよ。仕事できないオジサン同僚も山ほどいるわけですよ。(31歳にして社内最年少なので……)で、ああ、このオジサンたちがみんなコンボイショウのお兄様方だったらとか思うわけです。時々そんな妄想をして鼻血出しそうになりながらニヤニヤしてたわけですが、今回それが具現化してしまって大喜びでした。しかも物販で社員証売るとか、センスありすぎですよ…。最高かよ…。
あんまりテレビ業界わかってないのですが、多分部署わけこんな感じでしたよね?
- ディレクターとアシスタントディレクターがいる部署が、ジュリさん、クロスさん、れおくん、たけるさん。
- 構成を考える部署がタテ様とゆうせいくん。
- 演出とか映像とか考える部署がねずみさんとトクちゃんとりょーちん。
- 営業がサムさん。
- 社長はそうちゃん。
それでね、華やかな業界らしく衣装が素敵で。営業らしい青っぽい伊達男スーツのサムさん、黒スーツに暗めの緑色のシャツ、そして手足がやたら長いので椅子に座ってても脚が余ってるところに萌えたぎるトクちゃん、黒縁メガネに白ワイシャツベストにアームバンドで腕留めてるねずみさん(オノナツメの世界観じゃん…)……みなさんいい男過ぎませんか??あんなの社内にいたら毎日ニヤニヤしちゃうんですけど???きれいな色のカーディガンで赤メガネでちょっとご機嫌斜めのタテ様も超かわいかったしジュリさんも常にしゅっとしたスーツ着ててくれて翻るジャケットの裾が最高だった。そしてジュリさんいい声過ぎて取引先になって「はい、オフィスワンチャンスです」って言われたくなりました。電話対応好きすぎる。くろすさんはなんかおしゃれなTシャツの親しみやすいおじさんスタイルで仲良くなりたくなった。
しかもね、接し方がまー、愛にあふれてるの。ねずみさんの若手への「お疲れ様!」「ありがとう!」の言い方が本当に心がこもってて、ねずみさんが社内にいたら無駄に毎日書類持っていったり帰り際にお疲れ様でしただけ言いに寄ったりしちゃうわーと思いました。ジュリさんも、大迫くんへの接し方が基本やらせてみて、「なんかあったら俺が出ていくから」って言ってくれるところが頼もしい上司で最高かよってなりました。好き。安心感ある。
ねずみさん、わたしの妄想を具現化してくれて本当にありがとうございました。仕事辛くなったら何回も思い出す。そしてニヤニヤする。
関連ツイート↓
今日おっさんずラブの2回目のとこでモテちゃってモテちゃって〜も〜って言ってたねずみさん最高に可愛かった
— スイ (@SUI_meganezuki) 2018年12月16日
ゆうさんみたいな定年直前のおじさんが職場にいたらほんとにいいよなぁ…若手君たちもそりゃあ相談しに行きたくなるよ…。ありがとう!とかお疲れ様!の言い方がすっごく気持ちいいし気持ちがこもりまくってるもん。あんなんお疲れ様って言われたいがために顔出すわ。
— スイ (@SUI_meganezuki) 2018年12月17日
森昌子と森進一のシーンも好きだったなー。ジュリさんとタテ様。先生、チャラッチャラーってタテ様の後ろから出てくるジュリさん面白可愛かった。わたしあの二人が並んでるのすごい好き。あ、タテ様ととくちゃんとか、タテ様とサムさんとかも絵になるしタテ様と黒須さんが仲良いのもいいなと思ってる。
— スイ (@SUI_meganezuki) 2018年12月17日
せいさんの「はいよ!」が超好きだったなぁ。あの流れめっちゃ笑った。もっかい聴きたい。
— スイ (@SUI_meganezuki) 2018年12月18日
伝説のグループONEsを演じる説得力と矜持がカッコいい
そんなテレビ制作会社の人として少女の願いのために奔走する人たちの面もありつつ、後半は年末特番に呼ばれる伝説のエンターテインメント集団ONEsとしてパフォーマンスをするショータイムが主軸になっていきます。これがまたいいんだよなあ。ONEs≒CONVOYなので見ているうちにどっちを見ているのかわかんなくなる感覚がたのしくて。劇中の最初のほうで、自分たちでハードルあげるような発言をたくさんしているのに、ONEsとしてのショータイムを堂々とかっこよくこなすというところもまたかっこいい。彼らの30年やってきたことと自分たちのパフォーマンスへの矜持を感じます。
どうせ見るなら、俺たちかっこいいでしょ、どーん!っていうものが見たいんですよ私は。恥じらいなんていらない。全力で、自信満々でいてほしい。そういうCONVOYが好きなんです。(わたしがモーニング娘。が好きなのも同じ理由。)
若手ダンス進化しすぎ問題
そして実際のパフォーマンスなんですけど、ほんと、若手のみんなが進化しすぎでは!?見るたびうまくなってるのほんとすごいな!?と思いました。今回は1人1人の踊りの見せ場がとても多かったから特にそう思いました。
まずね、若手が入ったばかりだったasiapanのころは、ダンス詳しくないながらも、多分技術的には圧倒的にタケルさんがうまいんだろうなと思いながら見ていたのですが、本当にレベル差がなくなってきたように思います。まあ、それでもそうちゃんとゆうせいくんは元々かなりうまいんですが。さらにレベルアップしていましたし、二人とも自分らしさに磨きをかけてきていますよね。ぬるぬる系ダンスのそうちゃんとバキバキ系ダンスのタケルくんの対照感が楽しめる若手だけのダンス曲の冒頭超好きです。そしてグレイテストショーマンのメドレーの時の、ゆうせいくんのバレエダンサーみたいな美しすぎるジャンプ、本当に好き……何度でも見たい…。
一番目を見張ったのはれおくん。彼独特の艶っぽい表情の作り方はそのままに、キレも増していたしターンも安定してきていましたし、手足の先まで綺麗でびっくりしました。初参加時にジャズダンス未経験だったなんて信じられない…。努力の子ですね…。アクロバットも相変わらずすごかったー。
前回初参加のりょーちんは、星屑バンプの感想では「もっとできるはず」的なことを書きましたが、前回の必死さが減って楽しそうにしていて良かったです。りょーちんはほんと…SLAZYの一番最初の作品とかと比べると圧倒的に歌うまくなりましたよね…。彼は声が独特ですけれども彼らしいチャーミングさは残しつつも技術が上がっている…。ダンスも…。私、SLAZY見てたときは彼がダンスうまいと思ったことなかったんですけど、最近はほんとうまくなったよなーと成長を実感しています。
今回はしほうくんがいないことだけが残念…。このメンバーの中で、しほうくんを見たかったです。
歌とダンスについて
曲ごとに感想書き出すとほんとね…きりがないんですが…。いくつか、特に印象的だったものをピックアップして書いてみます。
まずはテーマ曲のThe Beginningについて。
ONE OK ROCK - The Beginning [Official Music Video]
いやー、超かっこいいですよね。冒頭から、「あ、オリジナルメンバー全員いる」っていうところで泣いた曲。れおくんの好きなワンオクをテーマソングにつかってくれたというところもアツい。私が見た3回は毎回誰かしらワンテンポ遅れたり振りが怪しかったりしましたがそれもご愛嬌(笑)難しい振付だったのかしらと思いました。
今回はジャズっぽい曲も多くて素敵でした。ジャズィ・カンヴァセイションは冒頭のDJっぽいクロスさんも曲にはいってすぐテーブルに乗って歌い始めるジュリさんも、「セッション1」「セッション2」ってセッション数数えるサムさんも、超かっこいい!!!!!最高大好き!!!!個人的には「セッション2」のテーブルの、ジュリさんとゆうせいくんが一緒にいるところがたまらん大好きだし、「セッション3」のトクちゃん、くろすさん、タテさまの大人組テーブルで心の中で「かっこいーーーーー!!!!!」と叫びました。
若手だけで踊る曲とオリメンのお兄様たちだけで踊る曲も死ぬほど好きです。オリメン曲はイケオジっぷりとキュートさに涙が出そうになりました。最高だった。クロスさんとタテ様は帽子のかぶり方すらオシャレで、こいつら危険だ、自分の魅せ方を良く知ってやがる…と思いました。特にタテ様はハットの下からのぞくお顔が白皙の美貌という言葉がぴったりで…。なんというきれいな人なのか…と感嘆しました。
若手曲もすごくよかったーーーーー。言葉に表せない語彙力がもどかしい。オシャレで美しくて若手ならではのキレとか勢いとかハリとかもあってー、しかも黒ニットに黒スーツというスタイリッシュさが鍛え上げられた肉体をより美しく見せていて。もう本当によかった。見惚れる、という言葉がぴったりあてはまるような2曲でした。
その後、ねずみさんとりょーちんの二人で歌うところからはじまる「ラブリー」はチャーミングな二人にニコニコしながら見てしまいました。そしてそのあと他のメンバーが入ってくるときにリードボーカルがジュリさんで、声の良さにキュン死にしました。ジュリさんの低くて柔らかくて厚い声が本当に好きです。そしてこの曲って「君と僕は恋に落ちなくちゃ」というフレーズがすごいかわいいと思うんですが、これをねずみさんとりょーちんのペアで歌うのも、タテ様とサムさんのペアで歌うのもどっちもよくって!!たまらん!!メンバーがみんなで歌う最後のほうもとってもかわいいです。ジュリさんがタテ様の肩をもみもみしている日があって夫婦感を感じてしまいました。
ちょっとシリアスな感じのPentatonixのクリスマス曲もありましたねー。この曲の演出で書類をばっと放り投げる演出がすごくすきでした。
お写真こちらの記事の一番上にあります↓
その後のカラオケのシーン、星降る街角をジュリさんが歌うんですけどね、これがもうすごいすごい好きです!!!!あ、アイカツの曲歌ってるジュリさんも好きです!!!笑
何度も言いますがジュリさんほんといい声ですよね…。そのいい声で星降る街角ノリノリで歌ってる後ろでバックダンサーしてるクロスさんとサムさんとトクちゃんが三人そろってもう可愛くて可愛くて。もうね、顔芸もすごいし、みんなでやる「ウォンチュー!」が可愛いし、「よっ、せいさん!」「いいねー」って掛け声してきたりさー。最後のジュリさんの掛け声からの「カドカドカドカドまがりカド!」も超楽しかった。大好き。
ショータイム
ショータイムは一発目の曲からほんとに最高すぎて、メンバー全員がクリスマスツリーのセットの上から出てきた瞬間に泣きました。かっこよすぎて涙ちょちょぎれた。人生劇場という曲は歌詞がCONVOYそのものだったし、セットをかきわけてジュリさんがバーンって出てくるところが本当に好き。そして途中のセリフシーンを担当するタケルくんとトクちゃん。この二人もすごいよかったです。特にトクちゃんの最後の「アクション!」にしびれました。
ショータイムのタップ曲とHey Brotherはかっこいいのにどこか振りが可愛くて楽しかったなあ。どの作品でもショータイムのタップ曲は最高なんですけど今回のは特に好きかも。ここでもテンションが上がりすぎて涙ちょちょぎれてました。笑
タテ様がタップ曲に出なかったのは残念だったけれどそのあとソロで出てきてたくさん歌ってくれたのは嬉しかったし、グレイテストショーマンのメドレーでは、一人一人の魅力が爆発してた。一人一人本当に得意分野は違うのにその魅力を磨いて磨いて、出しきってくれるところがCONVOYの大好きなところです。
おわりに
はー、思い出すだけでも楽しい。クリスマスの季節の演目なので、ぜひ来年のクリスマスもやってほしいです。初心者の人も誘いやすいわかりやすい楽しさ、かっこよさ、感動が詰まった作品だなーと思いました。年末の仕事が忙しくて疲弊していた中で、クリスマスがもうすぐやってくるんだっていうウキウキした気分にさせてくれる作品でした。また見たーい!!!