七転び八起き

ハロプロと、恋人のキツネさんとの同性同士の同棲生活。

自分を甘やかす

週末だ。今日は職場から家への移動中にシュークリームを買って食べ、在宅で少し仕事をしてから夕飯を作ってクラフトビールを飲み、ひなフェスの抽選会動画(かわいい)を見てから2時間ほど携帯をいじってゴロゴロし、最終的に大好物のタピオカ入りココナッツミルクを冷蔵庫から出して食べつつ、プリンセスメゾンを読んでいる。


Hello! Project ひなフェス 2020 ~欠席者無しの大抽選会!~

 

プリンセスメゾンを取り出したあたりでキツネさんから「癒しを求めているねえ」と言われた。確かにそうだ。癒しを目的とした行動ばかり無意識にしている。疲れとストレスが溜まっているようだ。こうなったらとことん自分を甘やかしていこう、今夜くらいは。

 

私は本当に自分を追い詰めるのが得意で、そして発散することが苦手で、すごく職場環境の良い、なにも強制されることのない職場だというのに、この前他部署の上司の前でうっかり泣いてしまった。また「自分が頑張っているかどうか」わからなくなってしまったのだった。キツネさんに「私、頑張ってる?」と聞いて「頑張ってるよ」と言われないと安心できなかった頃があって、その頃は自分で自分のことを何もやるべきことをやれていないと追い詰めていたのだけど、最近はそういうのからは卒業したと思っていた。でも、少しまだ残っていたみたいだ。自分のこと、ダメだなと思う瞬間はだいぶ減ったけれどなくなってはいない。「こうするべき」に縛られている。そして「こうするべき」に当てはまらず勝手にやっている人を見ると、すごくつらくなる。

 

でも私が「こうするべき」と思って行動したことが、最近は着実に成果になって帰ってくることが増えてきたので、無駄な苦しみではないと思えている。きっと、いまの苦しさが、来月、再来月につながっていくし、大きくなって将来私を助けるとわかっている。だから今は、ちょっとだけ緩んで、自分を甘やかす。三連休だしね。

 

プリンセスメゾンの主人公の沼ちゃんみたいに、なにかきれいにぴかぴか光っている自分のためだけの大切なものに向かって、淡々と、着実に、行動していけたらいいのにな。私はちょっと感情が過剰だ、いつも。見せかけだけ穏やかで、内面はそうでもなかったりすることが多い。

プリンセスメゾン (1) (ビッグコミックス)

プリンセスメゾン (1) (ビッグコミックス)

  • 作者:池辺 葵
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2015/05/12
  • メディア: コミック
 


プリンセスメゾン、まだ読んでなかったらめっちゃいいから読んで欲しい。高校卒業後から働き始めた主人公の小さくて可愛い女の子が、自分のためだけの家を探して内見を重ね、家を買う、ほっこり漫画。出てくる人みんな雰囲気があって、優しくて、でもどこか寂しさを抱えていて、すごく良い。キツネさんの本なのだけど買ってからずっと、我が家で一番取り出しやすい位置の棚に置いてあるし、ちょくちょく読み返している。