七転び八起き

ハロプロと、恋人のキツネさんとの同性同士の同棲生活。

グレー企業から転職した先がものすごくホワイト企業だった件

私の前職がブラックに近いグレー企業だったのは以前ブログでも書いた通り。

転職して二週間。あまり吟味せず勢いで入社してしまったにも関わらず、ものすごくホワイトな企業で、この強運に感謝している。

これまでいたグレー企業の特徴


1社目が緩すぎ系グレー企業で、2社目は厳しすぎ系グレー企業だったので結構特徴が違うのだけど、それぞれで経験した特徴を書く。

・毎日時計の針が1周する以上働くのが普通。会社に泊まるとか、とんでもない朝早くから出社する人も。

・仕事にやたらストイック。やりがいや成長の名の下に馬車馬のように働かせる。

・労働基準法は意図的に無視している。例えば、残業時間を決められた時間以上過ぎてしまい、それを正直に書いて提出すると修正させられるとか。固定残業代制度なのに何時間分の残業代が固定残業代として支払われているのか契約書に書いてないし、それ以上超えてても支払うつもりがないとか。

・なのに会議は定時後に設定される。

・社長はホワイトカラーエグゼンプション全面支持。年収の基準とか職種の基準関係なく全社員に適用したいと思ってる。

・社員の半数は洗脳されているので自ら「俺は社長に共感するから残業代なんていらない」とか言う。なので、「おかしい」と思ったことを口にするとこっちの方が頭おかしいみたいに思えてくる。

・「残業したい人はすればいいししたくない人はしなくていい」スタンスなのに残業しないと「それでいいんだっけ」的発言が飛び出す。

・たまに怒鳴ったりものを投げたりする人もいる

・たまに反省文書かせたりもする

・詰め会とかある(これ、業界用語なのかな?営業数字がたりなかったりミスをしたりするとなんでそれができなかったのか徹底的に振り返らされる拷問のような会。微妙なマネージャーの下だとごめんなさい私が悪かったですって言わせることが目的化してたりする)

・上司から週3以上飲みに誘われる。それも、事前連絡じゃなく突然誘われる。「予定あるならいいよ」って言われるけど事実上拒否権はない。後で「あいつ付き合い悪いからなー」とか言われる。

・営業さんの直行や直帰は基本あり得ない。なぜなら仕事が終わらないから。みんな定時過ぎてても自主的に会社に戻ってくる。

・圧倒的に成長するか、精神を病むほど追い詰められるかの二者択一。まあそりゃあね。あんだけ量も質もプレッシャーもものすごい感じでやってたらそうなりますわ。私は幸運なことにその二つの間くらいで抜けられた。

ホワイト企業の特徴

まだ入社したてなので、そのうち不満が出てくるかもしれないけど、転職先のホワイト企業の感想。

・入社時に懇切丁寧に賃金体系や契約条件を説明してくれる。残業代ももちろん払われる。そして質問にはクリアに答えてくれる。

・会議は定時内に催される

・大体の社員の1日の時間外労働はせいぜい2時間。たまにもっと長くなることもあるけど定時に帰る人もいる。そして、用がある時は普通に休めるし、普通に時間休取れる。新人は「早く帰りなー」って周りから言われる。直行直帰もOK。

・飲み会は事前に日程が調整され、終わりの時間まで決まっている。社員は普通に「その日は出られません」っていう人が多数。

・わりとみんな趣味が充実しているので話を聞くのがたのしい。就業時間後にスクールに通って勉強してる人も多数。

・反面、毎日のように飲みに行っているわけじゃないので、隣の部署の人と関係を作るのに時間がかかったり、遠慮してお互いの仕事についてフィードバックしなかったりする。その分成長は自分次第になるかも。

・仕事の基準や、業績を上げ続けることへの執着は緩めかなぁ。でも、今となっては、そのくらいだからこそ人間らしい生活ができるのかもと思う。外国に行くとサービスの質は日本ほどじゃないけど、みんな日本人ほど疲れた顔して働いてないっていうのとおなじ。でも、その分マネージャーになったら社員を鼓舞するのが大変そう。


まあとりあえずいい会社に入れてよかった


比較してみて、やっぱいままではきつかったなー成長はしたし、私の仕事の基礎を作ってくれたからとても感謝はしてるけどさーって感じ。やっぱり、長くは続けられない働き方だった。

これからは少し自分のペースでやっていけそうで本当によかった。