七転び八起き

ハロプロと、恋人のキツネさんとの同性同士の同棲生活。

モーニング娘。’16の成長、そして’17に向けての期待

新規でぬるヲタが僭越ながら語らせていただきます

新曲PVがやたらかわいくてかっこいいので、ずっと見てしまってます。

あー大好き。可愛い。可愛い女の子に猫耳つけさせて、でもブリブリに可愛い曲ではない、むしろきつい感じの歌詞だというのがもう最高です。そして12期ももう新メンと呼ぶのがはばかられるくらい成長してきたなーと思います。

わたしのモーニング娘。ファン歴はLILIUMからなのでまだたったの2年くらい。しかもぬるいヲタクな方だと思います。全員の名前はわかるしライブは武道館は行く、舞台も行く、高橋愛ちゃん卒業以降くらいの、PVがユーチューブに上がってる曲はとりあえず全部マスター、音源も最新のは買う、って程度ですかね。あ、ハロショとハロプロ好きのためのバー、ハロートライブは何ヶ月か前にデビューしました。

そんな新規かつぬるヲタが申し上げるのも恐縮すぎるのですが、最近のモーニング娘。がどんどん好きになっていってるので、そのお話をしたいと思います。

 

鞘師卒業の衝撃

さて、わたしがとりあえずユーチューブで動画を漁りまくっていた2011年くらいからの動きを簡単に復習すると(よくわかってない部分あったら恐縮です)20代後半以上のみなさんはよーくご存知の初期メンの皆様が大体卒業し、高橋愛ちゃん率いるプラチナ期に突入、その後新垣里沙さんや田中れいなさんがセンターの時代を経て、その後長くセンターを張ってきたのが鞘師里保さんだったとわたしは理解しております。

当時をリアルタイムでは知らず、昔の動画見てるだけの感想でしかないのですが、鞘師は加入当初から歌割もPVでも映るシーンもすごく多くて、大先輩の新垣さんや田中さんに負けず劣らず、という印象です。ほんとすごい。

ダンスもバリバリだし、歌も上手いし、演劇もすごく上手。きっとすごく努力家だったんでしょう。メンバー間でもよくストイックと言われていましたし。そんな彼女がずっとセンターを務めてきたのは納得でした。そして、鞘師の卒業がモーニング娘。に大きな影響を与えるだろうことも…。

鞘師という大きな存在を失ってからのスタートだった16は、見ているだけの側としてなのですが、最初の頃、迷いや葛藤を感じました。鞘師がいたら、大丈夫、みたいなところ、あったんじゃないかと思うんです。鞘師に憧れてる後輩もたくさんいますし。だから、鞘師卒業後、みんなですごく考えて、ものすごい試行錯誤を重ねてきたんじゃないかと想像します。

 

鈴木香音ちゃんまでもが卒業

その後、鈴木香音ちゃんもが卒業していきます。ビルボードのインタビュー記事の中で、『香音ちゃんがどれだけユニゾンを守ってくれていたか』という話がありましたが、香音ちゃんは突出しすぎないけれどもいい声で、彼女がいると安定するよなぁ、という気持ちを持っていたので頷きました。

モーニング娘。は一人一人の歌のレベルはもちろん高いんですけど、みんなで合わせる、聴かせる、っていうことを考えた時にメンバー一人一人の存在って相当大きいですよね、きっと…と、そんな経験もないながらなんとなく想像します。

 

そして「みんながスター」体制へ

でも。…でも! 香音ちゃんが卒業してから約半年、ここにきてすごく、まとまってきたなぁと思うんです。今の感じを一言で表すなら、「みんながスター」って感じです。みんな一人一人がキャラクターも得意分野も存在感も違ってて、どこを見ても楽しいんです。

これまでのモーニング娘。って初期を除いて、誰かしらその時代を象徴するひとがいたんだと思うんです。高橋愛さん、田中れいなさん、道重さゆみさん、そして鞘師…。鞘師という絶対的なエースを失って、次のスターが出てくるのではなく、一人一人が輝いてる今は、すごくすごく面白い時期だと思います。

二人が抜けた後、続・11人いる!を全員でやり遂げ、夏の特番にもたくさん出られて、また秋ツアー。忙しさの中で、場数をこなして、メンバー一人一人が考えて前を向いて、成長してきた、その成果なのでしょうね。

 

一人一人のことを言うと、やっていく中で、おださく、ふくちゃん、まーちゃんの三人は誰がセンターでも全然おかしくないくらい、歌を引っ張る存在になったと思います。

続いて、くどぅもすごく歌が上手くなったなぁという印象です。わたし、個人的には歌のうまさって持って生まれた声の良さが少なからず反映されると思ってるんです。くどぅは、ハスキーボイスだからこそ、自分の声を扱いかねてるように思てました。だから、最近すごく安定してきて、すごいなぁと思います。野中の歌の面の伸びもすごい。後輩メンながらちょっと泣きそうになるくらい、歌がいい。

だーいしはどんどん色気を増しててどんどんダンスも上手くなって。ほんと写真集がほしくなる。はーちんとまりあ様とあかねちんは、どんどん大人っぽくなって自分の見せ方もわかってきて、素敵になってきてますね。まりあ様なんて初センター曲が出ますし。

リーダーサブリーダーの、ふくちゃん、生田さん、はるなんはなんだか落ち着きのある大人の女になってきていて、メンバーのこともモーニング娘のことも、しっかり考えていてすごく頼りがいのある感じだなぁとこれまたビルボードさんのインタビューを見て感じました。

そういう意味ではまーちゃんも、本当にすごいと思います。インタビュー記事を読んでびっくりしてしまいました。『ジャスティン・ビーバーを超えたい』って、いうんです。インタビューでは笑われてましたけど、でも、これってものすごいことだとわたしは思ってます。チームには、バカバカしくてもいいから、みんながいいじゃん!って思えて、いつでも思い出せる、キャッチーなコンセプトが必要なんです。例えば、「今ジャスティンレベルでやれてる?」とか「ジャスティンに会えるように頑張ろう」とか、お互い声をかけあえる基準になると思うんですよ。Yahoo!さんの『爆速』とかと一緒ですね。 

まーちゃんが、まさかこんな風に全体を見渡して言葉はつたなくてもみんなの柱になりそうなビジョナリーなコンセプトを打ち立てられるメンバーになるだなんて、誰が予想したでしょうか。びっくり。そして、感動。まーちゃんほんと大好き。

 

2017年に向けて

もう今年もあと二ヶ月と少し。モーニング娘。’16から’17に変わります。その前に、年末、わたしは武道館でみんなに会えます。とってもとっても楽しみです。今年のこの苦しみと頑張りの集大成が、どんな形になるのか、そして、来年にどんな形で繋がっていくのか、ものすごく楽しみです。