七転び八起き

ハロプロと、恋人のキツネさんとの同性同士の同棲生活。

推し活をゆるくやるようになったこと

今日は推しの誕生日です。石田亜佑美さん、どうか健やかに次の一年も過ごしてください。大好きです。明日のバースデーイベント、ほんとにほんとに楽しみにしています。開催できるかどうかも微妙な時期だったけれど、なんとか開催はできるようで本当に嬉しい。でもとにかく、自分の健康を大事にしてほしいから、もし万が一いきなり明日中止になったとしても私は潔く諦めます。

 

ameblo.jp

 

……ということを書きながらのこのブログタイトル。決して飽きたとかそういう話ではない。もちろん。推しは相変わらず完璧で、ブログも東スポも滞ることなく更新し、グループとしての通常のルーティンができなくたってバラード曲がメインのコンサートを頑張り、インスタでは踊ってみた動画が話題になり、ダンス学園でも新たなことにチャレンジしている。最高に推しがいのある推しで、彼女を推していることをいつも誇りに思っている。

 

でも、ある時期から、だんだん動画コンテンツが見られなくなった。ここまで潤沢にあらゆるメディアでの発信をしてくれる事務所様と推しには本当に大感謝なのだけど、ハロステ含むYouTube動画をとにかく見られない。次第にブログなんかも、元々全チェックするタイプじゃなかったけれど、さらに見るのが時々になった。

 

理由は多分いろんなことが重なっている。

単純にコンテンツの量が多くて消化しきれないというのもある。そして、見ていて辛くなってしまうというのも。

いろんなコンテンツ見るたびに、なんでコンサートないんだろう、私は歌って踊って表現している推しが好きなのに、舞台だってほんとはやってほしいのにってどうしても思ってしまうから辛い。グループの単独コンサートってすごくいいよなって、あたりまえにできなくなった今、改めて思う。だって、ずーっと推しが出てるし、いろんな曲で踊ったり歌ったり、いろんな顔する推しがたった数時間の中でぎゅぎゅっと見られる。なんという幸せ空間だったんだろう。

プライベート的な理由もある。仕事の状況がしんどすぎて、逆に仕事とキャリアのことしか考えられなくなる時期があったりとか。「つらいな」という気持ちの隙間に、うまいこと別の沼(二次元)が入り込んできてしまって、ゲームと二次創作ばっかりやってたとか。当事者系の活動で忙しくなってしまったとか。猫が家に来たとか。

 

少し前まで、そうやってリアルタイムに追わなくなったことへの罪悪感がものすごくあった。SNSを見れば、ブログをリツイートしているおたく仲間や動画コンテンツを見てどうだったか、インスタ見てどうだったか、を語っている人が必ずいて。そこに乗れないことがつらかった。いわゆる「本当のファンなら」現象。あらゆるジャンルで本当に推してるんだったらなんちゃらするのがあたりまえ、みたいなことをいう人がいる。自分の中に、そういうこと言う人をひそかに飼っていたんだと思う。他人に対してはあんまりそういうこと思わないのにね。不思議。

 

 

でも、少しずつ「別に今の推し方でもいいじゃん」って思えるようになってきた。

 

一番のきっかけは、本当にいろんなリアルに疲れてしまって、単独コンサートのDVDを見返した時だったと思う。コンサートで肩で風を切って歩いてくるあゆみちゃんをみて、なんてかっこいい女なんだろう、わたしもこんな風になりたい、って思って元気が出たということがあった。

その時、私にとって「推し活」ってこれが最小限で全てなんだって思った。誰がなんと言おうと私はあゆみちゃんが好きで、圧倒的に好きって感じるこの瞬間がある限り「私は石田亜佑美ちゃんを推してます」って言ってもいいんじゃないかなって。

心の余裕がなくなったり別のことに時間を取られたりして、おたくが普通やるような行動ができなくなったとしても、推しは推しであることに変わりはないんだ、きっと。自分のできる範囲で、コロナへの恐怖心とか、収入の増減とか、時間的余裕とか、いろーんなものに折り合いをつけて推していけばいいし、逆に余裕のある時には全部見たりやったりすればいいじゃん。そう思った。

 

そんなわけで、これまでも「本当のファンなら」って他人には絶対に言わないようにしてきたけど、自分自身にもそんなこと言わないようにしようと思った。自分の好きっていうきもち、応援したいっていうきもちを大事にしながらひっそり世界の片隅で石田亜佑美さんを応援し続けたいと思います。