好きな俳優さんの魅力を語ろうとすると時に愕然とする(宗三役、ヒデさんの紹介に代えて。)
好きな俳優さんであったはずなのに。
刀ステのキャストさんの紹介記事を書こうとして改めて経歴を見て、しばし愕然とした。
私は彼らについてあまりにも知らなさすぎる。
例えば宗三左文字役の佐々木喜英さん。
私は彼を舞台黒執事のドルイット役で知った。
同じ舞台にグレル役として出ていた植原卓也くんがもうものすごく好きで、舞台にも行き、何度もDVDを見ていたので、ヒデさんももちろん知っていた。
あんまりにも思い切りの良すぎる、そしてお耽美な容姿を裏切りまくる、変態演技の清々しさに、見るたびヒデさんも好きになっていった。メイキング映像でも、彼の真面目な一面が垣間見えて、いち俳優さんとしても素敵なひとだなぁと感じるようになった。
でも、改めて経歴を見て、何度も黒執事を見ていたせいで彼のことを知っていた気になっているだけで、私の見ていた彼の出演作はたった一作だったことを知った。まじか。
※プロフィールはこちらから。
2.5次元だとテニミュ(白石蔵ノ介)、幕末Rock(沖田総司役)、黒執事(ドルイット子爵役)あたりかな。
もし私の言葉で、普段舞台を見に行かない人に魅力を語ったら?
舞台をあんまり見に行かない人に好きな俳優の話をする時にも似た感覚を感じることが多い。
例えばヒデさんだったらなんと言って紹介するだろう。
「シリアスな演技もおふざけ演技もとにかく全力でこなすのがすごい。特に黒執事のドルイット役は絶対に見た方がいい。変態演技がきもちわるすぎて笑っちゃうから(褒めてる)」
「均整のとれたほんとに美しいお顔をしてるからお耽美な衣装がほんと似合うのよ!!」
「その上歌がうますぎてやばい。ミュージカル舞台もたくさん出てる。ダンスもうまい」
こんなところかなー。
でもねー、ぜんっぜん彼のことを語り尽くせた気がしないのよね。
ぜんっぜん伝わる感じがしない。
そういうことが、どんな推し俳優、推しアイドルについて語る時にも起こるのよね。
まだまだ、彼について知らなすぎる。そして語る言葉も貧弱すぎる。
まあ、舞台を見始めたのはせいぜい5、6年前で、数人ならば追いかけられるくらい財力がついてきたのはほんとに最近のことなのだから、当然なのかもしれない。もちろん、たくさん見てないと語ってはいけないわけではないし。
俳優沼の深さを感じるねぇ。
「とにかく一回見て!」が正解なのかも。
というわけで、刀ステでヒデさんのことがいいなーと思った方はYouTubeとDVDをぜひぜひ見てみてほしい。
私も明日、黒執事ミュージカルDVD見るー。