七転び八起き

ハロプロと、恋人のキツネさんとの同性同士の同棲生活。

早く自分が投票できる選挙が来てほしい

私、結構今回の緊急事態宣言の出し方や、都の対応に怒っている。
いや、もっと言えば。コロナ禍が始まって以来、ずっと怒っている。
早く自分が関われる国政と都政に関わる選挙が来ないかと今か今かと待っている。

 

(まあ元々怒っていましたけどね。いつまでも同性婚も夫婦別姓も実現させてくれないので。)

最近特に怒っている理由は、文化を殺しに来ているっていうのが一番。
「社会生活の維持に不必要なイベントは禁止」「書店や図書館、映画館も閉めろ」っていうのが、もう本当に無理。

 

ずっと好きで、でも最近は離れてしまっていた舞台業界の方、ずっと引き続きハマっているアイドル関係の方、昔からずっと心の支えだった本や映画関連の業界の方。そして自分で本作るようになってようやくわかるようになった、同人イベント関連の様々な会社。
コロナ禍以降、もちろん当然、売り上げは減るけど、なんとか生き延びて欲しいと願ってきた。フルに補償も使って欲しかったし、表現することをやめてほしくなかった。
生命の維持に必要な、衣食住に関すること以外のところで、救われてきたから。
精神的な意味での、毎日の生きる糧が、こういう「文化」だった。

 

そういう日々の糧を与えてくれていた業界が、スケープゴートにされているように感じてしまう。想定よりコロナ禍はずっと長くて、こういうことが何度か続いたら、今は大丈夫でも、何度か目には本当に駄目になってしまうかもしれないのに。見えていないところで、コロナ禍で仕事が激減して、業界を去ってしまった人も、きっとこういうことがあるたびに増えていくのだろうと感じる。

 

もちろん、保菌者が行き交う中で、感染を広げてしまう可能性は確かにあるんだろう。だから……と思ってなんとか納得しようと思ってはみたが無理だった。じゃああの鬼滅ブームの時とかシン・エヴァの時の映画館は規制しなくてよかったのか?とか。書店でクラスタが出たなんて聞いたことないんだが?むしろ家にいるために必要な資源だしそもそも書店なんてただでさえ売り上げ厳しいのに、とか。ぜんぜん、合理的に考えて納得できる理由がみつからない。補償だって、十分であるようにはとても思えない。
特に、金曜日に発令して明日のイベントから即刻中止、確認したくても都庁は土日だから連絡つかないってのは本当にひどいと思った。参加者もスタッフも前乗りで移動しちゃってたりもして、地方の小さい同人誌印刷会社さんがもうトラック走らせてしまっている、そういう段階で中止。これでどれだけの赤を各社が引くことになるんだろうか。想像するだけでしんどい。

 

正解は、たぶんないんだと思う。
日本は世界の各国に比べて死者数が少ないし。そこに注目する人もいるだろう。一方で、自殺者が増えている。失業者も。経済への打撃も他国と比べてひどい。どこから見るかで、意見は変わる。
でも、自分の頭で考えて、これはヘンだ、おかしいって感じたら、一番最初にできることが、選挙に行くことなんだと思う。
私は、自分の信念にしたがって、選挙に行く。

 

あんま選挙いったことないし誰に入れたらいいかわからんっていう人は、トピックを限定して見てみるとよいと思う。
同性婚に賛成している人かどうか。コロナ対策は納得できることを言っている人かどうか。一つの視点でみると、わかりやすい。
人単位で見極めつかなければ、政党単位で見てみたらもっと数が絞れる。こういう政策を打ち出している政党から出ている人だから、あんまりどういう人かわからないけどとりあえず応援する、でも全然いい。
もっともっとずっと簡単なのは、「今の政治に違和感あるな」って思ったら、野党に投票する。ただこれだけ。


「他の人がこう言ってるから」では決めない方がいい。一番よくあるのは「みんな他にいい人いないから○○さんだよねって言ってる」とか「他にちゃんと政権運営できる党ないって家族が言ってたから自民党」みたいなのは自分の頭で考えているとは言えないと思う。「他にいい人(政党)いない」って、何をみて、どう言う理由でそう言っているのか、少なくとも聞いてみて欲しい。一歩突っ込んで聞いてみたら、その人も「○○さんがそう言ってたから」とか「だってそうじゃんニュース見てるとさ」みたいな感じでぼやかしてくることも少なくないと思う。それはその人も考えてない証拠なので、安易に意見を合わせてしまうのはやめましょう。

 

みんな、選挙は大事だぞ。自分一人いかなくたって、ってみんなが思ったら、もうその瞬間にずっとこの絶望が続くんだ。