七転び八起き

ハロプロと、恋人のキツネさんとの同性同士の同棲生活。

だーまーは最高で最強

#ひよこが10年経ったら イベント行ってきました。2部の方です。衣装もセトリも話された内容も全部最高だった。ネタバレしますので配信なんも予備知識なく見たい方はお気をつけください。

 

 

最強×最強のライブコーナー

スキル極まってるけど別方向の二人だからこそできる力強いステージ。もう冒頭から泣きそうになりました。カッコ良い系の曲×2だったのでもう私得すぎて五体投地。(セトリとかはTwitterとかで検索してください)

なんだか全部がしっくりくる二人だなあって思いました。ダンスバッキバキで一個一個の動きがはっきりくっきりしてるあゆみちゃんと、ゆるっとした動きと気持ちいい音ハメの混じり合ったセンスの塊まーちゃん。歌もあゆみちゃんの硬めでかっこいい声としなやかで自由自在のまーちゃんの声。最高で最強の組み合わせ。

いやしかしほんと、すごい……。モーニング娘。全体のコンサートも一人だけをじっくり見られるバースデーイベントもどっちも良さがあるけどめちゃめちゃスキルある人たちが組むとこんな爆発力あるんかという……どこを見てても楽しいしかっこいいし最高なんですよ。

最初、曲がかかった瞬間からちょっと泣いてたけど、最後、二人が背中合わせになってカッコよく決めて、そうだよ私はこういうだーまーが好きなんだよ……と思った瞬間インスピレーションの時の私のなんにもわかっちゃないであゆみちゃんの肩を抱くまーちゃんとか様々な過去のかっこよすぎる二人のコンサートでの様子が走馬灯のように頭の中を駆け巡って、その後に暗転する中で姿勢が崩れて二人が頭くっつけてちょっとふざけながら笑ってるじゃれあう子猫みたいなところを見てたら、またちょっと泣けてしまった。

 

 

二人のおしゃべりはとにかく元気になる

わいわいする企画コーナーではもう始終いい笑顔になってしまいました。もーさ、二人がワイキャイしているだけで可愛くて嬉しくて。しかもちょいちょいお互いをリスペクトしあっていることや10期が2人きりになってしまってから距離を詰めてきたこととかを豊富なエピソードで伝えてくれるんですよ。

尊い。ただその一言に集約される。尊い。

披露されたエピソードの中では、あゆみちゃんが、まーちゃんはなんでもできるし本能で動くタイプだと思ってたけど、コンサートの時に誰もいない部屋をわざわざ探してコソ練して魅せ方をすごく考えてるまーちゃんを目撃して、刺激を受けたって言ってたのが印象的だった。

企画が一文字ドン(イントロクイズの歌一文字バージョン)や音なしでダンスするやつで、つんく曲への思い入れやダンスなどおたくのツボをよくわかってるなーという企画でした。大感謝。どっちも面白かった。一文字ドンは二人で足開いて仁王立ちして考えてる姿がまずすごい面白かったし、きゃいきゃいしながらこれじゃない?いや違う、って考えてるのも可愛かった。ダンスのやつは、あゆみちゃんがほぼ完璧で(いやでも最初の方あれ?ってなってた気もするけど)曲に戻る時若干遅れたところを気にしてたことと、まーちゃんがたびたびダンスわかんなくなっちゃっててフワフワしてたとこが対照的ですごくかわいかったです。

嘘発見機のやつは、二人が「お互いのことをリスペクトしている」「はい」でビリビリってならなくて、いえーい!でも恥ずい!ってしてたのをまた猫の子を見るような目で見てしまいました。可愛かった。それまではこれこの機械がダメなんだよ!みたいなことずっと言ってたのにその瞬間にまーちゃんが「やっぱりすごいこの機械!あたった!」みたいな感じではしゃいでたのが尊かった。そのあとお互いを好きかどうかでやらされてる上々軍団さんが可愛かったです。安心安定の啓太さん好きです。

 

だーまーの素晴らしさ

もうさ、なんていい関係なんだろうか。

同期で、二人とも同じクラスにいても絶対友達にならないって言うのに、それでも同じグループにいて切磋琢磨して。自由でうるさいまーちゃんをあゆみちゃんが怒ったりしつつもちゃんとお互いリスペクトしあってて。はるなんとどぅーが卒業して、二人きりの時間ができたことが本当によかったなと感じる。

惜しむらくはコロナでだーまーの二人で回るツアーが一つしか見られなかったこと。そこから二年、ずっとバラバラで活動することになるなんて二人も思っていなかったと思う。関係性の進化した二人のいるステージを、まだまだ見ていたかったよ、まーちゃん。でも、決めたことだし、体が一番大事だから、仕方ない。

あゆみちゃんが話してくれたエピソードの中に、コンサートしててあゆみちゃんがしんどくなっちゃった時に気持ちを話せる人が周りにいなくて、まーちゃんに電話したっていう話があった。今までだったら考えられなかったことだから、その電話の後、まーちゃんは母に自慢したらしい。まーちゃんとしてもあゆみちゃんに頼られたのが嬉しかったんだねきっと。これまでだったらツアー一緒に回って、話せる機会もいっぱいあったと思うけど、今はずっとバラバラで活動しているからさ、だからこそ生まれたエピソードだと思うんだけど。ずーっと、こんな感じの関係でいてくれたらと願ってしまう。これからは「一人だけど四人」だからって二人が言ってたし、まーちゃんは10期がずっとちょうど良い距離にいてくれるって言ってたけど、ほんとにずっと、そんなふうにいてほしい。多分きっと卒業しても10期ちゃんたちはみんな芸能活動を続けそうだし。

そんな10期の絆のあり方に、夢を見てしまって、おたくは勝手に救われたりしてしまうのだ。

 

 

まーちゃんのメッセージ

二人のステージが終わって一度はけたあと、アンコールのような形でまーちゃん作の曲が。

やっぱり歌上手い。すごく伝える力のある子だよなと改めて思う。愛についての歌、私は大丈夫、って感じの歌詞の曲だった。伝えたいことをうまく言葉で伝えられないと最近よくブログで言っているまーちゃんの心が重なっているような歌詞だった。

そして、歌い終わったあとにまーちゃんからのメッセージが画面から流れた。ソロになって、まだどうなるかわからないから、いったん自分のことは忘れてモーニングのファンでいてね(あゆみも心配だし)って内容。まーちゃんの優しさがとても伝わってきて泣いてしまった。そんなふうに思わなくていいのになぁ。どんなまーちゃんでもついていく人はついていくよ。おたくのすすり泣きで会場が満たされた時間だった。声で伝えるんじゃなくて歌と文字で伝えるのがなんだかまーちゃんらしかった。多分話そうとするとうまく言えなくなっちゃうって思ったんじゃないかなぁ。

まーちゃんの行く末に幸あれ。新たな人生を始めるような気持ち的なことをまーちゃんは言ってたけど、その新しい人生がどんな道になるのか、とても楽しみです。

 

以上!書き殴り感想でした。

推しがハロプロ在籍中に舞台に出ます

嬉しいよう〜〜〜(泣)

石田亜佑美さんが6月に朗読劇に出演されるそうです。モーニング娘。’21に在籍したまま。よかったね、あゆみちゃん。ものすごく嬉しい。あゆみちゃんに会えることも嬉しいしここ数年ずっと舞台やりたかったのにできなかった彼女がチャンスを掴んだのがとても嬉しい。

 

 

ハロプロにいながら外部舞台に出るということの貴重さ

少なくとも私がハロを好きになった2013年くらいから今まで、ハロプロにいながら外部舞台に出た子はいなかったと思う。(誰か間違ってたら教えて)

普段は夏と冬のツアーがあって、その合間に舞台やディナーショーや握手会やさまざまなイベントが挟まって、彼女らは多忙を極めている。

コロナで単独ツアーがなくなり、ハロコンやバースデーイベントを中心に活動している今、きっとやっぱり、スケジュールが緩やかになっているんだと思う。

正直に言って、悔しかった。だってアイドルがアイドルでいられる期間は短い。あゆみちゃんだってもう歴が長い。だから一年、一年がとても大切なのに、もう一年半近くもの間、機会を奪われ続けているのだ。

でも、その悔しさやつらさがこのニュースを聞けて吹き飛んでしまった。だって、舞台はずっとあゆみちゃんがやりたかったことだから。そして、娘。に在籍しながら外部舞台をやるって、今この環境下でしかできないことだと思うから。本当に本当に嬉しい。

しかも、一番乗りですよ!!!!他の誰でもなくあゆみちゃんが、まず外部舞台に出られた!!!それが嬉しい。ここから切り開いて他の子達も出る機会があるかもしれない。あゆみちゃんは特攻隊長みたいなところある子だし、多分事務所に信頼されているからこそだと思うんですよ。今回も推しがそういう風に切り開いていく存在であること、とても誇らしく思いました。好きです。

 

 

バースデーイベントでの一人芝居から掴んだもの

でもこれってさ〜ほんとに、彼女が舞台やりたいよって意思表示をずっと続けてきて、演技も鈍らないように自ら機会を作ってきたからだと思うんですよ。

もう複数回自分のバースデーイベントでひとり芝居をやり続けている。しかもどんどん進化している。

 

 (2020年はレポ書いていなかった……なぜ……)

 

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ハロのバースデーイベントは自分で企画して提案して作り上げていくものだから、自分でやりたいって言って、作り上げてきた実績を、見てもらえたってことなんだと思うのよ。いくら演出家さんがお二人ともハロ舞台に関わっておられた方だといっても。石田亜佑美は演技できるって示し続けて、記憶に残り続けてきて、もしかしたら裏側でも自分で自分を売り込んできたってことでしょう?(マネージャーさん経由かもしれないけども)

だから今回の舞台はあゆみちゃんが「勝ち取った」ものだと思うんだ。わーーー私の推しすげーーー。

 

最高に推せる推し最高

もうほんとにね、そういうとこが、大好きなんですよ。好きすぎるのですよ。いつだって努力で道を切り開いて夢を掴み取っていく。その先で最高の仕事を見せてくれる。尊敬でしかない。

こんなに推しがいのある子いないよ。最高に推せる私の推し、ほんとに最高。大好き。

 

絶対見に行きたいのでとりあえず全部申し込みます。

石田亜佑美さん24歳のバースデーイベントに行ってきました。

バースデーイベントのお写真に「常に今が最高であれ」って書いてあるんですけど。それを毎年毎年、体現してくれる推しのことを尊敬しています。

 

今年も行ってきました石田亜佑美さんバースデーイベント。毎日東京では「過去最高」の感染者数が更新され続ける状況だったけれど、なんとか開催できてよかった。本当によかった……。行かない決断をされた方も、緊急事態宣言を受けて開催時間が変更になったことで来られなくなった方もいたと思う。私もこのブログを書きながら、大っぴらに行ったよって言っていいのかもわからなくて苦しい。でも、あゆみちゃんに会えてパフォーマンスが見られて、大袈裟ではなく明日からの生きる希望をもらえた。ほんとうにありがとう。

 

開始前のサプライズ

バースデーイベントは、定番になりつつある(?)一人芝居から始まり、そこからライブコーナーへと移る構成。司会がいなくて、公演の諸注意もあゆみちゃん自身が読み上げてくれたのが新鮮で、でも嬉しかった。

 

公演時間が短くなってしまったことで、開演前からあゆみちゃんが舞台上に出てきてくれていた。ストレッチをしたり、自撮りや踊ってみた動画撮影をしたり、ちょっと客席に話しかけてくれたりするあゆみちゃんを「え、これ見ていいの……?追加料金いらない……?」という気持ちで見ていた。にやついた顔がマスクで隠れていてよかった。一部で出てきてくれたときはそれでも確実に挙動不審だったと思う。動揺した。きもいおたくでごめんあゆみちゃん。なんで?と思っていたら「終わりの時間が決まってしまっているなら早く出ればいいじゃん」という気持ちで出てくれたということを言ってくれて、もう本当に……大好き……としょっぱなから胸がいっぱいになってしまった。どこまでファン思いなんだろうかこの人は。

 

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その時の感想はこちら。パンツの衣装、最高だった。

 

一人芝居パート

そして始まった本編。本編の始まり方もまたよくて。あゆみちゃんの公演の注意(かわいい)が終わってから、始まりますよのMCもなく、いきなりジャズっぽい音楽と共に動画が流れ始める。わかりやすい英語で書かれた「ご来場ありがとうございます」「これから三つのオムニバスが始まるよ」的なものが流れる。お洒落か。

そこからあゆみちゃんが出てきて、役になるために舞台上で髪をたばね、メガネをかけ、ジャケットを着替え始め……わああってなりましたよね。そこからすでに演出!!!こういうの一人芝居の普通の演劇でありそう!!!!好き!!!!ていうかメガネ最高かよ!!!!という感情の嵐。

そこから始まる三つのオムニバス、中くらいの長さのもの、短いもの、長めのもの、という構成なのだけど、一番長かかった「孤独ゲーム」の中では、ナレーション的な役割の鴉役と、主人公の内面の声と、外側に見えている様子、この三つのキャラクターが全然違っていて。つまり、実際のところ三編で五役、みたいなもので。それを違和感なくこなし、しかもちゃんと全員、違う人に見える。本当に演技達者な子だな、と一昨年くらいまで舞台おたくだった私は思いました。

だって一般的な若手俳優でも、何やってもその子に見えちゃう子とか、「うんうんこれから頑張ろうね!光るものはある!」みたいなこれからに期待的な子って多いじゃないですか。でも、あゆみちゃんはもうすでに、女優。スペゼロあたりで一人芝居やってても、どこかの本格的な演劇集団のゲストに呼ばれたとしても、きっと遜色ないだろうなという感じがした。

推しの欲目も、あるかも。でも、去年の一人芝居みたいな比較的かわいらしい系統のものじゃなかったからこそ、それが感じられた。というか、さらにうまくなっていた、気がする。あー……やばい。そう思うと。LILIUM見て、その後TRIANGLEで全然違う系統の女の子やっている姿見て、その後男役見て、憑依型だなって思っていたけれど、まさしくそう。そこから一人芝居にバーイベで挑戦して、その後、たぶんソロフェスで演劇っぽい演出にしたのやって、その中でこのコロナ禍の中でも着実に、進化してきたってことでしょう。やっっば。

 

ライブパート

同じ感想はライブパートでも持った。毎年言っているけれど今年も歌がうまくなっているな!?と思った。きっとこの一年、歌に向き合う時間がすごく長かったと思う。ダンスが得意なあゆみちゃんが、舞台上ではダンスを封印しなければならなかった一年。でも、踊ってみた動画の投稿なんかでダンスパフォーマンス力をさらにさせつつ、そこに期待しているファンもつなぎとめつつ、さらに一人で一曲歌い上げる力を磨いてきた。その成果が出ていたんじゃないかと思った。ピッチも安定していたし、高音も綺麗に出ていたと思った。感情ものってた。うっうっ好き。

私はダンスであゆみちゃんを好きになったタイプなので、「もっと愛してほしいの」でバリバリに踊って歌っているかっこいいあゆみちゃんを見ながら苦しくて胸元を押さえざるをえませんでした。好き。

ameblo.jp

 

推しは鏡

いつもバーイベで推しを見るたびに思う。自分自身はこの一年どうだっただろうか、少しでも進歩したことはあるだろうか、立ち止まっていなかっただろうか、って。それは冒頭に書いた「常に今が最高であれ」をあゆみちゃんがまさに体現しているから。毎年毎年、よくなっているところがあるし、毎年毎年、新しいチャレンジを感じる。私よりずっと年下な彼女のそういうところを、本当に尊敬している。あゆみちゃんが前を向いて歩いているから、私もそうできたら、って思う。

推しのどんなところに惹かれるかって、最初はパフォーマンスを見て沼にどぼんって落ちることが多いと思うけれど、長く推すほどに性格とかパフォーマンスに向かう姿とか性格なんかの方の比重が大きくなってきたりもするものなんじゃないか、そしてそれは自分の性格や志向と少なからずつながっているのではないかと思う。

飽き性な私があゆみちゃんのことを推し続けざるを得ないのは、私が努力を志向する人間で、たとえ昨年のように一時的に落ち込んでやる気がなくなったりしていても、根本的には前を向いていたい人間だからなんじゃないかな、きっと。だから推しを見て恥ずかしくなることもあるし、私ももっと頑張らなきゃって背中を押されることもある。

推しは自分を写す鏡。幸せと、自分自身と向き合う機会を毎年くれて、ありがとうあゆみちゃん。今年も推しに恥じない自分として生きていきたい。

 

最後に自慢

ところで最後に自慢させてください。一部も二部も相当前の方の席だった。前の席の人がいなかったので二部はほぼ最前といっても過言ではない。しかもドセン。目の前数メートルのところにあゆみちゃんがいた。なにも遮るものなくあゆみちゃんのダンス見られた。最高か。年始早々から幸先の良いスタートでした。もう今年の運は使い果たしたかもしれないけど本望です。

 

追記:

そういえば本文中に書き忘れたのですが、私はあゆみちゃんが「今ぜんぜん緊張してない」「楽しい!」って言ってくれたのがとても嬉しかった。それっておたくを信頼してくれているってことでしょ。そして、バーイベが新しい挑戦をする場みたいになっていることも、誇りに思う。それってもちろん、そういう場所を毎年用意してくれる事務所とスタッフさんのお力もあるけど、チャレンジしても受け止めてもらえるって思ってくれてるからなんだと思う。

推し活をゆるくやるようになったこと

今日は推しの誕生日です。石田亜佑美さん、どうか健やかに次の一年も過ごしてください。大好きです。明日のバースデーイベント、ほんとにほんとに楽しみにしています。開催できるかどうかも微妙な時期だったけれど、なんとか開催はできるようで本当に嬉しい。でもとにかく、自分の健康を大事にしてほしいから、もし万が一いきなり明日中止になったとしても私は潔く諦めます。

 

ameblo.jp

 

……ということを書きながらのこのブログタイトル。決して飽きたとかそういう話ではない。もちろん。推しは相変わらず完璧で、ブログも東スポも滞ることなく更新し、グループとしての通常のルーティンができなくたってバラード曲がメインのコンサートを頑張り、インスタでは踊ってみた動画が話題になり、ダンス学園でも新たなことにチャレンジしている。最高に推しがいのある推しで、彼女を推していることをいつも誇りに思っている。

 

でも、ある時期から、だんだん動画コンテンツが見られなくなった。ここまで潤沢にあらゆるメディアでの発信をしてくれる事務所様と推しには本当に大感謝なのだけど、ハロステ含むYouTube動画をとにかく見られない。次第にブログなんかも、元々全チェックするタイプじゃなかったけれど、さらに見るのが時々になった。

 

理由は多分いろんなことが重なっている。

単純にコンテンツの量が多くて消化しきれないというのもある。そして、見ていて辛くなってしまうというのも。

いろんなコンテンツ見るたびに、なんでコンサートないんだろう、私は歌って踊って表現している推しが好きなのに、舞台だってほんとはやってほしいのにってどうしても思ってしまうから辛い。グループの単独コンサートってすごくいいよなって、あたりまえにできなくなった今、改めて思う。だって、ずーっと推しが出てるし、いろんな曲で踊ったり歌ったり、いろんな顔する推しがたった数時間の中でぎゅぎゅっと見られる。なんという幸せ空間だったんだろう。

プライベート的な理由もある。仕事の状況がしんどすぎて、逆に仕事とキャリアのことしか考えられなくなる時期があったりとか。「つらいな」という気持ちの隙間に、うまいこと別の沼(二次元)が入り込んできてしまって、ゲームと二次創作ばっかりやってたとか。当事者系の活動で忙しくなってしまったとか。猫が家に来たとか。

 

少し前まで、そうやってリアルタイムに追わなくなったことへの罪悪感がものすごくあった。SNSを見れば、ブログをリツイートしているおたく仲間や動画コンテンツを見てどうだったか、インスタ見てどうだったか、を語っている人が必ずいて。そこに乗れないことがつらかった。いわゆる「本当のファンなら」現象。あらゆるジャンルで本当に推してるんだったらなんちゃらするのがあたりまえ、みたいなことをいう人がいる。自分の中に、そういうこと言う人をひそかに飼っていたんだと思う。他人に対してはあんまりそういうこと思わないのにね。不思議。

 

 

でも、少しずつ「別に今の推し方でもいいじゃん」って思えるようになってきた。

 

一番のきっかけは、本当にいろんなリアルに疲れてしまって、単独コンサートのDVDを見返した時だったと思う。コンサートで肩で風を切って歩いてくるあゆみちゃんをみて、なんてかっこいい女なんだろう、わたしもこんな風になりたい、って思って元気が出たということがあった。

その時、私にとって「推し活」ってこれが最小限で全てなんだって思った。誰がなんと言おうと私はあゆみちゃんが好きで、圧倒的に好きって感じるこの瞬間がある限り「私は石田亜佑美ちゃんを推してます」って言ってもいいんじゃないかなって。

心の余裕がなくなったり別のことに時間を取られたりして、おたくが普通やるような行動ができなくなったとしても、推しは推しであることに変わりはないんだ、きっと。自分のできる範囲で、コロナへの恐怖心とか、収入の増減とか、時間的余裕とか、いろーんなものに折り合いをつけて推していけばいいし、逆に余裕のある時には全部見たりやったりすればいいじゃん。そう思った。

 

そんなわけで、これまでも「本当のファンなら」って他人には絶対に言わないようにしてきたけど、自分自身にもそんなこと言わないようにしようと思った。自分の好きっていうきもち、応援したいっていうきもちを大事にしながらひっそり世界の片隅で石田亜佑美さんを応援し続けたいと思います。

2020年の振り返り(濃ゆい一年でした)

約半年ブログ書いていなくてもはや文体を忘れかけております。ども、スイです。

濃ゆかったなあ〜2020年。2020年1月には想像もしていなかった展開がたくさん起こりました。

 

コロナによって起こった生活と考え方の変化

もともと、たいへん働き方の柔軟な会社に転職していたので、コロナ禍でもあまり大きく働き方が変わったという印象は最初ありませんでした。でも、週3日はなんやかんや、1日数時間でも出勤していたのが、ほぼフルリモートになってからは、思いのほか精神に負荷がかかっていたようでした。急に言い方が攻撃的になったり、落ち込んだり、仕事に前向きな気持ちで取り組むことができず自責感情でいっぱいになったりしました。

半年くらいそういう波が大きい状態があって、やっと最近元気を取り戻しました。

一番大きかったのは、収入の不安。たった一ヶ月だけだったけれど、売り上げが落ちて、お給料が少し減りました。減少幅もほんの少しだったけれど、極度の不安感に苛まれました。この頃の手帳を見ているとほぼ毎日のように手持ちのお金と使うお金のシミュレーションをしています。そんな精神状態になってしまったのは、基本給を大きく落として転職したからで。ほんの数万円減っただけでも大きく生活に影響するので、本当に恐怖でしかありませんでした。(だってその月の赤字が数万円だったとしても、万一それが半年続いたとしたらいくらになるか?とか。頑張って支出減らそうともしましたが、なかなかうまくいかなくって。)

というわけでいろいろ試行錯誤した結果、ライティング系の副業の機会を得ることができました。副業収入が得られたことでだいぶ精神は安定して、これまで体系的な知識がなかった分野でも知識がついて、お金と責任がかかってくるのでちゃんとしたものを毎週書く習慣もついて良いことづくしでした。でもこれも、多分本当に最初のきっかけは、はてなさんでこのブログ書いていたら拾ってもらって、外部の媒体さんで書く仕事を単発でもいただいたことだったと思います。はてなさん本当にありがとうございました…。

とはいえ、体やメンタルを壊すほどに労働をしたいとはもう思わない。それに営業担当者スキルではこの後のキャリアに行き詰まり感が少し出てきた気もしている。なんでもやらせてくれるし副業もOKな会社であることを生かしてちょっとずつ新しいことやってできることを広げていきたいです。

緊急事態宣言の頃、1日1日、毎日発表される感染者数やコロナ関連情報を張り付くようにして見ていたことをたまに思い出します。よくも悪くもその後コロナ関連ニュースは日常になり、あの頃の3倍から4倍くらいの感染者数が出ているにもかかわらず、ある意味で多少鈍くなって、情報を取る/取らないを選択できるようになりました。やっぱり、普段と違うことが起こるって大きなストレスなんだと思う。みなさん、自分をいたわって、どうか無理のないよう、ご自愛くださいね。

 

猫との生活

保護猫の譲渡を受けて猫と暮らし始めましたよーというブログを春ごろに書きました。

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絶対触らせてくれないツン猫がちょっとずつ柔らかくなってきて、まあツン状態でも姿を遠くに見られるだけで幸せになれるくらい大好きなんですが、最近要求鳴きが激しいのが可愛いです。ごはんに鰹節をかけろーとか、遊べーとか。言ってることがなんとなくわかります。

あまりにもうちの子がツンなのを心配した保護主さんが、兄弟猫のトライアルをしませんか?って言ってくれて、年末年始、我が家にはもう一匹のニャンコがきました。トライアルが成功するかわからないのですが、なんか彼がきてから、元からいたニャンコがさらに柔らかくなった気がします。いつも夜はリビングにいるのに、今日は同じ部屋で寝ていました。かわいすぎる。

 

推し活

1月にブログ仲間のだなえさん誘ってハロコンに行けて本当によかったと今振り返れば思います。あと、あゆみちゃんのBDイベント。今年こそはモーニングちゃんはもちろん、つばきとJuice=Juiceも追いかけるぜ!って思ってたくさんチケットをとっていたのに、その後のコンサートはすべてなくなってしまった。

12月に行われたかりんちゃんの卒コンだけは、リアルに見られてよかったです。もし数ヶ月遅いタイミングだったら、やれなかったかもしれない。

そんな状況下でもあゆみちゃんは私の中の希望の光であることに変わりありません。ソロフェス、本当によかった……。

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時々疲れるとモーニングちゃんのDVDをかけて、あゆみちゃんの堂々としたウォーキングやダンスを見て、私もこんなかっこいい女になりてえな……って何度か呟きました。大好き。最近は工藤遥卒業スペシャルと尾形春水卒業スペシャルのDVDをよく見ます。えっこれもう2年とか3年とか前なの??信じらんない!男と女のララバイゲームまたやってほしいー!トキメクトキメケも見たいー!

 

 

 

読書

リアルに会いに行くタイプの推し活がぜんぜんできない情勢だったので今年は読書がはかどりました。読書メーターに登録されているので33冊だけど文芸誌も何冊か買ったし、もっと読んでいるはず。なかでもなぜかホラーにはまって、小野不由美と澤村伊智(ぼぎわんが、来るの人)を読み漁ってましたね。小野不由美やばい。本当に怖い。何読んでも怖い。トイレ行けなくなった。

単発で読んだホラーで一番好きだったのは、迷い家ですね。この方はこの一冊くらいしか出てないのが残念。かわいい(?)狼が出てきます。動物出てくるものに弱いんですよね……。あと思った以上に壮大なスペクタクルだったので是非読んで欲しい。

迷い家 (角川ホラー文庫)

迷い家 (角川ホラー文庫)

  • 作者:山吹 静吽
  • 発売日: 2019/09/21
  • メディア: Kindle版
 

ババガヤの夜もよかった!!!

二人の女が出会って一緒に生きていく物語。バイオレンスもありの謎解きもありの、最高のエンタメ。ラストシーンの海が頭にやきついている。

ババヤガの夜

ババヤガの夜

  • 作者:王谷晶
  • 発売日: 2020/10/22
  • メディア: Kindle版
 

 

 

創作活動

文章講座に通って以降、ぼちぼち創作活動を続けています。いろんな賞に応募してみたり、単にキツネさんと友人に読ませてネットにあげたり、二次創作したり。数えてみたら合計で24も小説作っていたらしい。驚き。まあとはいえ大半は二次創作なので、萌えの力ってすごいっすね。twstというジャンルの別垢でマイナーカプ書いています。

何が楽しいって、ちょっとずつ向上できるところなんですよね。好きな作家さんの抜き書きとかしたり、ここがうまくなりたいって思って試行錯誤すると、当社比ですが着実に成長できるのが嬉しくって。感想もらえたりすると有頂天になるし。引き続き頑張ります。

来年は本も出すぞー!

 

LGBTs当事者としての活動

ちょっとほんとに意外だったのですがバイセク当事者として、LGBTs支援系の活動を始めました。こういうの、こたつで政治に対してぐちぐち言って、せいぜいブログやTwitterで意見表明するくらいのものだったのですが。自分でびっくりしています。これも副業でLGBTsに関連する記事たくさん書いたことと、当事者活動を長年やっている友人と再会して副業の相談をしたことがきっかけでした。なので、自分で動いてみるのって本当に本当に大事だなーってつくづく思いました。一歩踏み出して、普段会わないような人と会ったり、茶飲み話ももちろんいいんだけど、もうちょっと深い話ができるような機会(私の場合はそれが仕事だったけど)ができると、ぐわっと世界の見え方が変わったりする。

やってみて思ったのですが、世界って意外と行動することで変わるし、一歩踏み出した人を、自分のできることでサポートしようとしたり励ましたりしてくれる人って本当にいっぱいいるんだなっていうことを感じました。これから大変なことも嫌なこともきっとたくさんあるんだろうけど、無理のない範囲で頑張ります。

 

今年一番買って良かったもの

ちなみに今年買って一番よかったものはこのラーメン丼です。千円くらいなんですけどお店のラーメンみたいに見えてテンション上がるんですよ。最高。

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まとめ

いやあしかし、振り返ってみたらほんと過活動でびっくりする! 仕事がフルリモートになって通勤時間などがなくなったことで、時間的余裕がさらに増えたこともあるんだけど、それにしても動き回りすぎでは。やっぱり私は前世マグロなのかもしれない。動かないと死んでしまう。でも不思議なことにいろいろ動いている時の方が精神が安定するんですよね。バランスは大事だし、ほんとに時々しんどいときあって「やっちまったな……」と思うけど、動き続けることも大事にしたい。

舞台マリーゴールド感想(眠らせていた感想を発掘+はじめての繭期2020)

はじめての繭期2020でマリーゴールドを見たよ

このまえはじめての繭期2020でマリーゴールドを見た。リアルに公演を見に行ってから、2回目の観賞。見てから思い出した。「そうだ、なんでDVD買わなかったんだっけと思ってたけど、しんどすぎて家に置いておく気しなかったからだった」と。

改めて見て思いましたけどただただつらいだけの話ですね、これ。本当に辛い。でもなんで美しいって思っちゃうんだろうなあ。ものすごい作品なので、わたしは家にDVDを置いておきたくないけどひとには勧めます。TRUMPシリーズ見始めた方、是非マリーゴールドを見てください。

ちなみに余談だけど本日フォロワーさんでTRUMPシリーズ未経験の方と一緒にLILIUMを見た。なんか結構もう感覚が麻痺してて「LILIUMはそんなひどくない」って思っていたけどあれはあれでひどい話でした。ただただつらい。でもまだ、前半のあかるさと、「ここからあとに続く話がある」というところに救いがある気がする。というわけでLILIUMもみんな見ましょう。 

(マリゴはなぜか埋め込めるDVDのリンクがみつけられなかったのでアマゾンなどで検索してください!)

 

ちなみにご存知のブログ読者さんも多いと思いますが今はLILIUMの時チェリー役だった、モーニング娘。の石田亜佑美ちゃんを爆推ししています。よかったらあゆみちゃんと今のモーニング娘。についても知ってください。可愛くてかっこよくて強くて演技うまくて本当に最高なので。 

 

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そんなわけでここしばらくTRUMPシリーズを見返す機会に恵まれたのだけれど、ふと過去のブログを見ていたところ、私はマリーゴールドの観劇記録を書きさしにして、下書きにいれてそのまま放置していたらしいということに気づいた。なので、過去記事を供養のつもりでそのまま掲載しておきます。

 

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TRUMPシリーズ最新作、マリーゴールドを観てきました

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わたしが舞台沼に本格的にはまり込むことになったきっかけは、D2版TRUMPシリーズのマーブル公演を観に行ったことだった。幸せなことに、それ以来、TRUMPシリーズは全て生で観劇することができています。

TRUMPシリーズはわたしの人生に少なからぬ影響を与えていて、D2版TRUMPを観たからこそいろんな舞台作品を観に行くことに一歩踏み出せたし、LILIUMを観に行ったから今のわたしの生きがいでもあるモーニング娘。に出会えた。

だからこそ、今作、マリーゴールドはわたしの中で何重にも特別な存在。

  • 「最初に見たTRUMPシリーズ」の時にソフィー役を三津谷さんが演じていて、今回もソフィー役としてキャスティングされていること。
  • LILIUMでマリーゴールド役を演じていて、アイドル時代はアンジュルムの中で一番好きだっためいめいが、主演であること。(卒コンも観に行った。)
  • 大好きなTRUMPシリーズの最新作であること。

これだけの「特別」が重なる。期待しないわけない。

でも、舞台作品って常に自分に合うわけじゃない。作り手も受け手も、どちらも変化するものだから。そして、直前まで公私ともに忙しかったこともあって、当日まであまり考えないようにしていた。

 

でも、やっぱり最高だった。

 

観劇してすぐ、本当に最高のキャストで最高の製作陣で、最高の出来栄えだと思った。だからスタンディングオベーションしはじめた人がいた時、すぐに立ち上がってそれにならいたかった。

でも、できなかった。号泣していたから。

こんな風にべっちゃべちゃに泣きながらカーテンコールを迎えるのは人生て初めて。周りの人も多分同じで、5回くらいカーテンコールやるまで拍手が鳴り止まなくて、ようやく最後にスタンディングオベーションで感謝を伝えることができた。そのくらいの、極上の絶望だった。

 

つらい…つらすぎる……

もうね、後半「つらい」「ひどい」という二つの単語に頭が支配されてた……。なんてひどいやつなんだ末満さんは…。でもお話が面白すぎてつらいけど惹かれてしまう……。

 

つらい理由3つ

わたしがつらいと思った理由を敢えて3つに絞って言語化してみる。ほんとはつらいところ山ほどあるけど。

 

①マリーゴールドが愛された子だったこと

LILIUMでのマリーゴールドは、自分の母に酷い言葉を投げかけられて、誰からも忌み嫌われた子だった、というのがずっと頭にあった。だから、最初彼女が登場した時、厳格で冷たい母で自分の理想ではない子を渋々育てているんだろうか、と一瞬思った。

でもすぐにその誤解は解けた。いつもアナベルは本当にためらいなく真っ直ぐにガーベラを抱きしめるし、真っ直ぐにその存在を肯定していた。だから、なにかの間違いじゃないのか、って思いながらずっと観ていて。

ずっと屋敷の中で守られて育ってきたガーベラがソフィーに家から連れ出され、心ない街の人たちに石をなげられたとき、アナベルが駆けつけて強くガーベラを抱きしめるシーンがとても好き。あのシーン、後ろからやってくるアナベルの差し伸ばされた手が光を浴びているように見えた。最高の演出。絵画的な、とても美しいシーン。あのシーンが一番好きかもしれない。

でも、間違いじゃなかった…。アナベルは、最終的にダンピールに「転化」し、ソフィーにイニシアチブを奪われて、ガーベラに自ら酷い言葉を投げかけ、殺そうとする。アナベルが一度死ぬシーン、それだけでも辛かったのにもっともっと辛いシーンが後に待っていた…。ラストシーンではもうずっと泣いていた…。また最後の最後の、アナベルがガーベラに刺されたあとの「優しい子ね」の言葉…。最後の最後まで、アナベルはガーベラを肯定し続けたし愛し続けた…。でも、ガーベラには、その前に言われた自分への否定の言葉と混乱だけが残ってしまうのかと思うと、もうつらくてつらくて…。今も思い出して泣きそう。(リリウムの時のマリーゴールドはどの程度記憶残ってるんだろうか……。)

アナベルが、酷い母だったらこんなにはつらくならなかったと思う。

 

②全員悪い人じゃないこと

出てくる人は、全員「悪い人」ではない。

登場人物は、憎しみや嫉妬やエゴや保身…、醜くて暗い感情を沢山見せてくる。今回、ヴァンプの世界じゃなくて人間の世界にフォーカスされていたから余計になのかもしれないけど、悪い意味で人間らしい面がいっぱい表現されている。

それでも、憎しみの背景にあるのは家族や他人への愛。自分の行いを悔いたり人に影響されたりして、行動を変える。(わたしは末満さんの描く人物のそういうリアリティが好きだ。)

でもそれがゆえに、つらい……。

コリウスくんも、アナベルに近づいた理由も下衆だし、愛情が歪だし偏見丸出しだし、アナベルとガーベラを引き剥がそうとする。でも最後は二人を守って死ぬ。そういうとことかさ。めっちゃクズだけどヘンルーダも別に「悪」ではない気がする。いやもうめっちゃクズだけど……。あそこでこういう行動していたらアナベルとヘンルーダとマリーゴールドは幸せになれたんじゃないかとかめちゃめちゃ考えてしまう。

 

③ソフィーの孤独

ソフィーはあのクランの仕組みを作ってしまったからキャメリアや紫蘭ら竜胆が本気で付き従ってくれていても疑わざるを得ない。物理的に永遠を一緒に過ごせる仲間を作っても心はさみしいまま。でもやめられない。ソフィーがバッドトリップするシーンをみて、ソフィーはなんでこんなことになってしまったのかとシリーズ1作目のTRUMPを思い返して遠い目になった。

私がはじめてTRUMPシリーズを見たのが三津谷さん主演のバージョンで、私の中のソフィーは三津谷さんだから、もうもうもう余計につらかった。なんかさ、D2版のビジュアルのみんなの幻影みたいのが星の轍をウルが歌うときに出てくるしさ。みんな…みんないってしまったんだな…とあそこだけはソフィーに感情移入しながら見た。あのとき舞台にたっていたD2の子たちのうち何人かがもう芸能界を引退してしまって、D2の舞台もほとんどなくなって、あの頃のあの形はもうないんだ、みたいなのも重なってきて。とにかくしんどかった。

みんなD2版を見てくれ。TとRどっちも見てくれ。おすすめです。

(三津谷さんがソフィーなのはREVERSEだよ。ちなみに私が舞台で見たのはTとRシャッフルのマーブル公演というやつだよ。なので私の中では陳内クラウス三津谷ソフィーというその後も続くマーブルの布陣がTRUMPなのでその後その二人がキャスティングされ続けていてうれしい。ちなみにアンジェリコ様は志尊淳くんのが一番好き。山本匠馬さんのも好きだけど。) 

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以上。

ちょっと書き途中だった文章を書き足したりしたけどほとんどそのまま。 最後に、このまえはじ繭で見たときのキャストさんに関する感想を付け足して終わろうと思う。

  • 宝塚組の二人が歌うますぎるし見た目にも美麗すぎるしほんと大好き。あの豪華なお衣装がとても似合う。アナベルほんと高貴で孤高で素敵。でも実はほんとに愛に生きる女だってところもよい。エリカは一番人間らしくて素敵。噛まれた後のネグリジェみたいなお衣装好き。愛加あゆさん、いろんな舞台でちょこちょこお見かけするけどどれを見てもキャラが強くて好きです。特に好きなのは「デパート!」の愛加さんです。 
  • そのめっちゃ歌うま姉妹にさらに吉野さん加わったらもう怖いものないっていうか、ほんと吉野さん声がよい。実は冒頭少し見られなくて途中からだったんだけどヘンルーダの出てくるシーンだったので、「声がいい!!!」となりました。吉野さん私の中ではかっこいいひとカテゴリなのに、ヘンルーダはなんかかっこいい系の役ではなかったので見た当時ちょっとだけがっかりしたり「吉野圭吾の無駄遣い!!!」と思ったりしたことをよく覚えている。しかしほんとうにヘンルーダはクズ。なかなか類をみないクズ。フラ家はほんと、なかなか大変な感じの人が多くて大変ですね……(語彙力)
  • そのうえ東さんですよ。とんちゃんほんと踊りも歌もうまくなったし演技も……と感無量でした。おたくでもないのに厚かましくてすまんという感じなのだけど離れたところから見ているからこそ感じる成長もあるということで許してほしい。あの性格と性癖がねじまがってそうな眼鏡をよく演じきったなと思いました。
  • ねえそのうえにハロプロを卒業してからさらに歌のうまさに磨きのかかっためいめいですよ!!!!!歌が上手い人しかいない!!!!!!めいめい演技上手いし歌もうまいしかわいいしまじなんでもできる!!!!!スタンディングオベーション!!!!!そしてめいめいみたいなかわいいこに猿轡?噛みつき防止のやつ??をつけさせた衣装さんすごいやばい。やめてそういうの。性癖が。いろんな人がめいめいをそういう目でみちゃうからやめてほしい(モンペ)
  • そして三津谷さん。みっちゃん本当に動きが好き。なめらかで妖しくて、ソフィーのイメージそのもの。特に戦っている時の姿や、ゆらり、ふらり、みたいな動きが本当に好きです。星の轍をウルに歌ってもらっている時の涙ぐんだお顔、胸を鷲掴みにされました。みっちゃんすごい。工藤遥さんのソフィーに演技を寄せたという逸話も好き。
  • しかしソフィーとウルはほんとうにしんどい。キャメリアをウルと思わせるお人形さんごっこ、それをやればやるほどにソフィーの孤独は深まるにきまっているのに。だってどこからどこまで自分がイニシアチブで従わせているから出てくる言葉なのかなんか、わからなくなるじゃない。ほんとうにソフィーは……つらい……。
  • でも、キツネさんとも話していたのですが、世の中には「ソフィーかわいそう派とソフィー絶対に許さないひどい死に方してほしい派」がいると思う、と。私は断然後者。かわいそうだなとは思うけれど、やらかしがあまりにもひどい。ひどいよ……。あんな愛し合った親子をあんなふうに引き裂かなくたっていいじゃないか、と思った。あとから末満さんがイニシアチブ取られた後のアナベルは全て完璧にソフィーに操られてるって言ってたし。ほんとまじひどい。ふるまいが少しTRUMPに似てきている気がする。彼があんなに嫌っているTRUMPと。自分の寂しさに人を無理やりに巻き込もうとするのは、いかん。(TRUMPとの違いももちろんいろいろと認識はしている。たとえばTRUMPは自ら人の心や運命をぐちゃぐちゃに弄ぶようなことはほとんどやらないし。燃やしたりはするけど。ひとの心の動きや悲劇には関心がないし。)

 

こんなところかな。でもとにかくほんと、ひどい話だった。なにも救われない。LILIUMでのマリーゴールドを、思い返してしまった。マリーゴールドは、ソフィーにとても似ているって、お互いに思っているけど、でも、結果的に真逆になってしまった。おなじように永遠を拒絶するけど、最終的に開放されるマリーゴールドと、永遠を生きるしかないソフィー……。「かわいそう」ってマリーゴールドは、どんな気持ちにソフィーに向かって言ったんだろうな……。

 

そんなわけで、以上でした。みんな、TRUMPシリーズを見よう。シリーズをひとつ見れば見るほどつらいけど、見れば見るほど「人間」が見えてくるようなシリーズだと思います。

ソロフェス!で推しの石田亜佑美さんが最高すぎた

ずっとうわごとのように「あゆみちゃん……天才……」「あゆみちゃん……最高……」と呟き続けているのは、ソロフェス!というテレビ番組での石田亜佑美さんのソロパフォーマンスがあまりに素晴らしかったからです。しかもそれが、推してるが故に贔屓目に見ているであろう私だけでなく、他の人にもそう見えていて、ハロメンによる投票で2位を獲得した。幸せしかない。幸せすぎてむしろつらい。

 

www.tv-asahi.co.jp

 

 天才と呟いているが彼女は天才ではない。「努力の天才」だ。

私は今回本当に感動したのだけど、彼女はずっと、それこそ加入した時からダンスメンと言われていて、ただでさえうまいはずのダンスパフォーマンスも加入してからの約9年間、毎年それを進化させ続けている。それを敢えて封印することだって勇気が必要だっただろうに、「1曲の中で1人2役をしながら物語をつくりあげる」ということにチャレンジして、成功させた。

ただ演技を取り入れたっていうだけだって、すごい。でも、曲を元に物語をつくりあげて、本来その曲にはないセリフを入れて、曲を女性役、男性役に割り振って、2人分の椅子を置いて役の変わり目を表現して……その上、去り際、イヤリングを外して、少し目線を残しながら去る。そういう演出全部をやってのけた。それを見て私は「天才」って思った。

でも、その「天才」と思えるような才能を掴み取ったのって、彼女がチャレンジし続けてきたからで。チャレンジの連続の中から、ひとつひとつ、掴み取ってきたからで。もう、ほんと、泣けてくる。大好き。なんでそんなふうに、いつもいつも努力し続けられるんだろう。

ダンスがうまくて、本当にハロプロの中で誰にも負けないくらいで、それで満足してしまったって、当然なのに。苦手だった歌も、キャリアの中でなんとか他の子たちと遜色ないくらいまでにうまくなって。舞台をこなすなかで演技が好きだって思ったから、それをバースデーイベントに取り入れてみて。成功して。それで足掛かりを得たから、今回のチャレンジに繋げられた。

才能は、待っているだけじゃ得られない。ここが自分の居場所って決めすぎずに、新しい場所に自分を投げ込み続けたからこそ、自分の才能を、自分で、開発していったのだ。本当になんていう誇れる推しなんだろう。

 

石田亜佑美版「忘れてあげる」の好きなところ

あゆみちゃんのパフォーマンスの書き起こしはこちらのツイートにおささんが詳しくまとめてくださっている。

ここからは好きなところをぽつぽつと呟いていく。

まず、世界観として、男側も女側もお互い好きだけど男側がなんらかの事情で去らないといけないっていう感じなのが好きじゃん。みんな好きに決まってる設定じゃん。私これで小説書けるマジで。そのすごく良い設定はもちろん元の歌詞には一切書いていないわけで。おそらく元歌詞の「もし僕が、もし急に…居なくなったとしたらどう思う?」からふくらませたんだろうと思うんだけどね。世界観をふくらませて、それをセリフに落とし込んでるんだよ!?!?!?副音声できいたふくちゃんのコメントによると自分でセリフ考えたんでしょう!?!?!?ほんと、どういうこと????天才????

男女の声の使い分けや、女性役の時の切なげな表情ももちろん「ハイ石田亜佑美の特技いただきましたあ!!!」って感じだし、ほんとうに憑依型っていうか、役になり切っている時は歌への苦手意識とか緊張感とか一切匂わせないのほんと最高。このあたりはひとつずつ書くと大変なので、「最高でした」の一言でまとめたい。

もうさ……ラスト付近がさ……ほんとにほんとに好きで…………。女側と男側のかけあいみたいになるのも、すれ違いと覚悟の切なさが漂ってきてもうほんとうに最高だしあゆみちゃん器用だなと思う。

最後男性役がぽんって背中を押して、女の子が押し出され、最後の歌詞「明日のために忘れてあげる」に繋がるの、すごくよい。ほんとうによい。ずっとぐじぐじしていた主人公が、すっごく好きだったけれど事情があって別れなければならない(多分納得していない)人に背中を押されて、でも、自分で決断して「明日」のほうを向く、っていうのが痛いほど伝わってくるの。

それで、あの、名シーン「イヤリング外し」ですよ。イヤリング外す時のお顔美しすぎるし、表情がほんとにほんとによくって。何かを決めたひとの顔してた。それで、イヤリングを置いて、去るんだけど、去るときにちょっと躊躇って止まって、視線をすこし残しながら去る。ひとつひとつの視線とか表情とかももうすごいいいんだけど特に思ったのは、フレーム全部使うのうますぎかっていうことですよ。舞台を、見る人の目線を、ちゃんと意識して構成できてるの、もう天才としかいいようがないし舞台への愛をとても感じる。最後のカット、カメラマンさんと打ち合わせとかしたんだろうか。その上でああいうふうに見せてるとしたらほんとうにすごい。

 

未来のこと

すごいすごい天才最高と言い続けてきたけれど、ふと思うと彼女ももう二十三歳なわけで。ふと「守らなければならない対象」「子供」のように彼女を見ていることに気づかされて恥ずかしくなる、とても。たとえば若い人だったらこのくらいの年で小説書いてデビューしたり、脚本演出して舞台やったり、ということをやっている人もいる。それと多分同じで。彼女が仕事をする中で、地道に積み重ねてきたものの集大成が、これなのだ。いつもいつも全力で頑張る人だから、そのときそのときは意識していなかったとしても、全ての瞬間が彼女の中に蓄積されて、これを作り上げたのだ。だから、「歳の割にすごい」「アイドルなのにすごい」みたいに思うのは失礼なのかもしれない、と思う。

彼女と同じように、前を向いて日々働く人として、そして、表現することに少しでも関わっている人間として、尊敬する。心から。そして、希望をもらっている。いつももらってばかりだなあ。あゆみちゃん、本当にありがとう。誇れる推しをもって私は幸せです。

明日は、彼女のバースデーイベントでの、一人芝居をDVDで見よう。

モーニング娘。’20の魅力(15期ちゃんかわいい)

明日本当は、八王子に行っているはずだった。モーニング娘。’20のツアー初日を楽しめているはずだった。なのに。なのにコロナのせいで。ぐぬぬぬぬ。とにかくアップフロントにはなんとか生き抜いて欲しい。これまでの蓄積があるので倒産したりは多分しないと思うけれど諸々の経費が削られまくってるはずで何らか影響はあると思うのですよね。ちょっと今後のツアーのセットがしょぼくなるとか。スタッフさんのボーナスがなくなるとか。どうか関係するフリーランスさんがお仕事なくなって業界を去らなくてはならなくなったりしませんように。みんな何とか生き延びて。こんな大変な時までTwitter活用して何とか楽しませようとしてくれる事務所さんとハロメン、本当にありがとう。お疲れ様です。(特にあゆみちゃんのこのお写真くれたちーちゃんほんとうにありがとう。)

 

さて、そんな感じで悲しみに苛まれながらe-LineUp!Mallをさまよい前のツアーのDVD magagineをポチりました。


MORNING MUSUME。'20 DVD MAGAZINE Vol.126 CM

この宣伝用の動画だけでも可愛い。とにかく可愛い。あゆみちゃんがお姉さんの顔してほまちゃんにダンス教えてたり、ピアノ演奏に緊張して泣いてるまーちゃんを後ろから抱きしめて落ち着かせてたり最高すぎやしませんか。あるシーンではツアー初参加のめいちゃんが、ひーんっていう感じで泣いてて先輩たちが慰めてたり。胸熱。

 

ちなみに15期の推しはめいちゃんなんですが、もう全員、素晴らしすぎて、希望しか感じられない。彼女らが加入する前は正直プロっぽいお姉さん集団のモーニング娘。’19が素晴らしすぎて少しだけ複雑な気持ちだった。そんな気持ちを払拭するくらい、元気いっぱいで、努力家で、発展途上ながら歌もダンスもすごく頑張っている15期ちゃん。全員声がいい。全員踊れる。

 

北川莉央ちゃんは、15期のお姉さん。加入発表の時にお顔が好き、と思った。美人さん。どんくさくてジャンプできないくらいだったのに今はダンス普通に踊れてるしセンスが感じられる。加入したての子ってもっと踊れないよねふつう……。歌も声がすごくよくって、これからどんどん歌割りもらっていくんじゃないか。(いやでもそれでいうとほまめいもそうなりそうなポテンシャルを感じる……。まじで三人とも歌がうますぎる。)

 

岡村ほまれちゃんは王道美少女。めちゃめちゃスタイルがよくてどんどん身長が伸びている。私このTwitterの写真見てびっくりしちゃった。小田さんとの身長差よ。どこまで伸びるのかたのしみ。

 ほまたん、声も性格も全部かわいいしなーーーーもう生田さんとかがめっちゃ可愛がってしまうのわかる。文房具大好きなところもかわいい。うんうん、ってお話を聞いてあげたくなってしまう。

 

パンダさん大好山﨑愛生ちゃん。めいちゃん最初不思議ちゃんすぎてちょっと……と困惑してて本当にごめん。いまはパンダさんへの愛が強すぎるところも含めて好きです。上野とかでパンダさんグッズ見るたびめいちゃんのこと思い出すしあげたくなる。親戚のお姉さんになって幼い頃から成長を見守りたい。あとねーーーパフォーマンスがほんとーーーーーによくてーーーーー。元気いっぱい、ニコニコキラキラで、でも研修生らしく基礎がちゃんとできてて堂々としてるのすごく好き!!ダンスもとてもセンスが感じられる!!!!前のツアーでちょこっとだけソロ?っぽいところあったよねーわかるーーーーめいちゃん選びたくなるよねめいちゃんーーーー。あとお化粧詳しくないけどなんとなくお化粧映えする子な気がする!今後子供っぽさがだんだんなくなってお化粧だんだん上手くなったらどんなにきれいになるのかが今から楽しみー!ただでさえ顔ちっちゃくて手足長くて素敵なのに、もっと素敵になる絶対!!

 

 

そういえば15期ちゃん、ビジュアルは本当にまだまだ子供ですよね……最近みんなお化粧うまくなってきてだいぶ変わってきたと思うけどそれでも子供……。


モーニング娘。'20『LOVEペディア』(Morning Musume。’20 [Lovepedia])(Promotion Edit)

 

9期10期のお姉さん組と比べると10歳近く違うんだよね……と時々実感する。この前tinytinyでエクセレントビューティーゴージャスお姉さまふくちゃんの隣にほまちゃんが子供ーって感じで座っててギャップにくらくらした……。お姉さまから中学生までいるモーニング娘。懐が広すぎる。

 

大人のお姉さんの魅力を発している9期10期11期がいて、個性的な魅力があってパフォーマンスどんどんよくなってきた12期13期14期がいて、フレッシュすぎる(でもスキルすでにある)15期がいるってもう本当に最強の布陣。ふくちゃんは、ほんとにつんくさんが言っていたみたいに30歳くらいまでやってほしいし、そうなったら15期ちゃんが今のお姉さん組くらいの年齢になるわけでしょう。なにそれ見たすぎる。たぶんきっと、そう望み通りにはならないのがアイドルというもの、とわかりすぎるほどわかっているので、望まないけど。彼女らの人生はもう本当に思うように生きて欲しいけれど。でも、今はとにかく15期ちゃんの成長を見守るのがたのしみです。

 

あーちくしょー会いたいよー!モーニングちゃんに会いたいよー!!あゆみちゃんに会いたいよー!!!会えないならせめてDVD…と思って探したけど秋ツアーのDVD発売4月末だったー!遠いー!!! 

 

八王子に行くはずだった明日は、ゆっくり本を読んだりなんか書いたりごろごろしたりして過ごしたいと思います。おわり。

つらつらと、近況その他、考えたこと。

近頃ルーティンが定まりすぎて別のことをしたくなったので、つらつらと近況その他を書き殴っていきたいと思います。

 

ほんとにいい会社に転職できたと思っている。

転職して半年が立って、モチベーションは上がったり下がったりするのだけど、今はわりと上がっている時期で、本当にいい会社に転職できたよなーという気持ちが高まっている。なんでもやらせてくれる。主体的に動くならば面白さや学びがとても多い。そしてそれをバックアップしてくれる体制が整っている。それでも疲れやらストレスやらが溜まるときはあるんだけど、最近はそういうとき、家の中で家事をしながらにゃーにゃーとかぴゃーぴゃーとか何らかの擬音をいつも発している。(実話)

にゃーにゃーぴゃーぴゃー言っているといつの間にか時間はすぎるので、仕事モードに一旦なってしまえばとりあえずすぐに1日は終わる。そしてそういう時こそ予定を詰め込むべきだと学んだ。待ちではなく自分から予定を詰め込む方法を最近会得しつつあるので、忙しくなり過ぎない範囲で頑張っていきたい。みんなもストレスたまったらなんらかの擬音語を発してみよう。おすすめ。最初恥ずかしいかもしれないけど慣れてくると楽しいよ。

 

創作活動

昨年、一個同人誌に小説を載せてもらった話はしたと思うのだけど、それからちょっと楽しくなっちゃって、なにかしら文章をちょこちょこと書いている。あいかわらずうまくはないけれどコツが掴めてきて楽しい。わたしは本当に飽き性なので、人生が安定しかけるとすぐつまんなくなっちゃって何か変化を求めたくなる。これはその変化の一つで、しばらくマイブームとして継続できそう。でもそうすると現実的な文章も書きたくなったりして、今日みたいにこのブログに戻ってきたりもする。ここはホームみたいなものですね。しばらく家をあけておいてもまた戻ってこられるような場を継続してこられてよかったなと思っている。

 

はまっているもの

ほかにハマっているものといえば言わずもがなのハロプロと、鬼滅の刃である。鬼滅は全巻買いしました。きょうじゅろうさんが好きすぎて、一時期きょうじゅろうさんのことばっかりずっと考えていました。

鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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  • 作者:吾峠呼世晴
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2016/06/17
  • メディア: Kindle版
 

ハロプロは卒業ラッシュで悲しいけれど、特に宮本佳林ちゃんの卒業はとても前向きな、来るべき卒業という感じがするので応援したい。あと、最近モーニングちゃんがテレビにたくさん出てくれていてうれしい。

あゆみちゃんの写真集も買いました。最高すぎてびっくりした。わたしの推しはいつも最高を更新してくる。なによりまず眼鏡がよい。私は男女問わず大変に眼鏡フェチなので眼鏡のページで狂喜乱舞しました。

モーニング娘。’20 石田亜佑美 写真集 『 believe in oneself 』

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  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2020/01/07
  • メディア: 単行本
 

 そして最近はLINE漫画でこれを読み始めたらおもしろすぎて欲しくて仕方ない。

ほしとんで02 (ジーンLINEコミックス)

ほしとんで02 (ジーンLINEコミックス)

  • 作者:本田
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2019/10/15
  • メディア: コミック
 
ほしとんで01 (ジーンLINEコミックス)

ほしとんで01 (ジーンLINEコミックス)

  • 作者:本田
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2018/10/15
  • メディア: コミック
 

 

 

ヘルジャパン

そういう前向きで地道で地に足をつけたことや楽しいことをやれている反面、最近またSNSみる時間が長くてやばいなー元に戻さねばーと思っている。でもそうしていると嫌な話題も結構目に付いて、はーーーヘルジャパンーーーと思う。いろいろあるんだけど、最近印象深かったのはこれ。

後編はまだマシだったものの、前編の「主婦は楽でいいよね」という趣旨の発言と「女はある程度かわいければ食いっぱぐれない」という言葉を見て絶望した。言いたいことはいくつもあるけれど、いくつもありすぎてうまく出てこない。例えばこんなこと。

・アンペイドワークという言葉はかなり浸透してきたと思っていたけれどまだ届かない人もいるんだなと。主婦は単に楽をしているわけではない。家事も労働だ。しかも、24時間365日続く、休めない労働だ。

・主婦という身分の人は、家事労働をすることと、自分がキャリアを断念するという大きなリスクを引き換えにその身分を引き受けている。つまり、万一離婚するとなった瞬間に食えなくなる(子供も一緒に)という大きすぎるリスクを背負いながら生きている。それを「一生食いっぱぐれない」なんて言葉で雑に認識されているのは本当に残念。

・男性の苦しさも理解できる。その点で彼が言っていることは正しい。でもそれは、女性も男性も「男性ってこうだよね」「女性ってこうだよね」と小さい頃から社会に刷り込まれた像の通りに生きないと生きにくいって話であって、どちらも解決しなければならないことだと思っている。どちらが先とかあととか、優遇されているとかされていないとか、ではない。私は、sex(生物学的性)とgender(社会的な性)が必ずしもイコールにならないということを知り、その呪縛を脱することでみんなで楽になろうよ、という思想がフェミニズムでありジェンダー論であると思っている。そこがもっと世間に知られて欲しい、理解する人が増えて欲しいと切に思った。後半の「女性はかつてインターネットを使っていなかった論」も「女性は科学的なことに疎い、関心を持たない、男性より後発で関心を持つ」という社会的な女性はこうあるべきというバイアスの上に成り立った論理で、そこに無自覚だなと感じた。

・とはいえ人はすべてのバイアスに自覚的になれるわけではない。私も、インタビュアーの方も、このインタビューを載せた媒体の人も。だからこそ気づいた人は批判して構わないと思うし、批判を受けたときに胸に手を当てて「私の心にバイアスはなかっただろうか」と考えることが大事なのだと思うので、そこで批判された!怒られた!と思って反論に走ったり、保身のようなツイートをしてしまうところが、少しかなしい。人間として、仕方ないことなのかもしれないけれど。どこかで受け止めてくれることをただ静かに願いつつ、私は私のフェミニズムを胸に生きていく。そして、行動し、発言していく。少しずつ、できる範囲からでも。こういう悲しさやしんどさに向き合いすぎず、石川さんのように、とまではいかなくとも、自分のできる範囲で、世界を変えていきたい。

#KuToo(クートゥー): 靴から考える本気のフェミニズム

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  • 発売日: 2019/11/12
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そんな近況でした。またブログ書きます。またね。

 

推しは遠くから見守っていたいタイプです

どうにもこうにも接触が苦手で推しとちょっとでも至近距離で接するとメンブレする体質が治らない。なので推しちゃんの写真集発売記念お渡し会への参加を諦めました。

 

もう本当に、バースデーイベントのお見送りという距離感がある程度あって一瞬で通り過ぎるのすら結構だめで、多分取り乱す自分とか醜い自分を推しに見られたくないという心境なのだと思うんだけど、行ってみようかな…と思っては諦める、ということをずっと繰り返しています。というか、推しちゃんの、澄み切った瞳に映っているであろう自分を想起することや、基本的には優しい笑顔で誰に対しても接するけれど少しだけ表情が引きつる瞬間を見てしまったり(多分笑顔を作りすぎて表情筋が疲れるんだろうな…)というのが、自分など一介のオタクなんだという認識であるのはわかっていつつも本当に本当に心理的に負担がかかる。しんどい。

 

私は欲深いオタクなので認識されたくないわけではない。握手会なんかでうまくやっているおたくの皆さんに対しては嫉妬の念に苛まれる。なんなら推しちゃんと仕事したい。なぜ私はエンタメ業界を就職先に選ばなかったんだろうかなどと考えては涙で枕を鳴らす日もある。

 

なので…本当は……本当は参加したくないわけじゃないのよ……でも耐えられない。私は喋るコミュニケーションが決して上手ではないので、推しへの想いはブログにしたためて、インターネットの海へと投げる。時々はメンバーブログにコメントしたりもする。そして年に一度のバースデーイベントのお見送りで震え、ワニブックスのサイン入り写真集に当選する幸運を待つ。その程度が分相応なのだ、きっと…。

 

個別握手やチェキ会やその他イベントに行かないかわりに、DVDとコンサートのチケットいっぱい買うね、あゆみちゃん。

 

【Amazon.co.jp 限定】モーニング娘。'20 石田亜佑美 写真集 『 believe in oneself 』 Amazon限定カバーVer.

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モーニング娘。’20 石田亜佑美 写真集 『 believe in oneself 』

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