七転び八起き

ハロプロと、恋人のキツネさんとの同性同士の同棲生活。

やる気のない日と転職の基準

今週のお題「やる気が出ない」

 

昔からすぐに転職をしてしまうほうで、三十代前半にしてすでに四社目の会社にいる。
三度の転職を経てやっとたどり着いた今の会社では、やりたいことをやらせてもらっているが、全てにおいて完璧というわけでは決してない。お給料安いし。どんな会社であっても人間関係のあれやこれやはなくなることはないし。

 

そんなわけでやる気の出ない日は結構ある。
むしろ昔より増えた気がする。
新卒で入った会社にいた頃は「仕事へのやる気」なんてあんまり考えたことがなかった。毎日前向きに仕事に取り組んでいた。


その頃は仕事がすごく好きなタイプだったのだが、多分無理をしすぎた結果、仕事という行為自体を人生の中で「サブ」の位置に置くようになった。それが、やる気のでない日が増えた理由の一つかもしれない。「メイン」にしすぎると辛くなるし体調を崩したりもするから、仕事は「サブ」と思っておくくらいがちょうどよい。どこかでそう学んだ。人生のメインはパートナーのキツネさんとの生活であり、趣味である。楽しいことをするために、お金が必要なので働く。今はそんなスタンスで働いている。

 

でも、「やる気のない日が増えたかも」と思うし、「もうこんな会社辞めてやる!」と思って転職サイトを眺める日もあるけれど、今のところ実行に移さないのは、ほどよい居場所を得られたからだとも思うのだ。

 

今の会社では、やる気のない日が続いて、しばらくゆるっと仕事をしていたとしても、何ヶ月か後にはその「やる気がなくなってしまった原因」が改善の兆しを見せていたりする。もしくは、「すごく面白い仕事のチャンス」が巡ってきたりする。そういうことがあるから、まあもうちょっと残ってやってもいいか、と思う。

 

今までいた会社はほぼ全て真逆で、「日々状況が悪化していくとしか思えなかった」。きっとそういう会社は、私には合わなかったんだと思う。そのままい続けたらメンタルか体調かパートナーとの関係、どれかを失っていた。

 

この基準は結構わかりやすくて気に入っている。もし「日々状況が悪化していくとしか思えない」ような会社に親しい友人が勤めていて相談されるようなことがあったら、辞めなよって言おうかなと思うほどに。

 

今の自分の仕事に関して言えば、やっと「まあ、もうちょっといてやってもいいか」という会社に出会えたので、人生の「サブ」かもしれないけれど、そこそこ頑張りたいと思っている。(と言いつついきなり転職したりしたら笑ってください。)